超重要単元『いくつといくつ』

今、ちょうど
1年生の算数で取り扱われている単元

いくつといくつ



5は、2と▢

5と2で、▢

みたいなやつ。



この いくつといくつ
ガッチガチに理解せぬまま進む子、遅い子は、


その後
算数という教科の階段を登るうちに出現する

10までのたし算(4+3)

10までのひき算(4ー3)

くり上がりのあるたし算(8+5)

くり下がりのあるひき算(13ー5)

2桁同士のたし算、ひき算(43+18、43ー18)

……


これらの単元に出会っていくなかで
いずれ必ず壁にぶち当たる。





いくつといくつ

5は、2と▢
5と2で、▢

やってることは超簡単である。


指を折って数字を数えられさえすれば、
誰でもできる



ただ
問題は、この できる で止まったまま
次、その次へと進んでしまっている事、


要するに、遅い のだ。





逆上がり
1回成功できたとして、それは、
「逆上がりが できる」と言えるだろうか?



私的には、 と言いたい。



それは、

「逆上がりが できる

ではなくて、

「逆上がりが できたことがある

だと思う。



つまり、再現性が足りないのだ。


どうやったら、どう身体を動かしたら
逆上がりができるか?

子どもなので
その理論・理屈が言語化できずとも

無意識にできるレベルまで
身体にしみ込ませる。



どうやったら、どう身体を動かしたら

なーんて考えずとも、

無意識レベル できる 状態


それが、
「逆上がりが できる」なのだと思う。



そのためには、日々の反復練習が必要となる。







いくつといくつ に話を戻そう。


いくつといくつ が遅い子は、

まだ、
「逆上がりが できたことがある」のレベルである。


それを
「逆上がりが できる」のレベルまで持っていくためには、


日々、反復練習を繰り返し、
無意識レベル で ▢ に入る数字が答えられるように、

反射の域で、即答できるようにせねばならない。



5は、2と………3!
5と2で、………………7!


でなくて、


5は、ni3!
5とn7!


である。




今、小学校で絶賛取り組み中である
1年生はもちろん

この域に到達するまでガンガン反復しよう。




そして、

計算に何かしらの
つまずき、不安を感じている
2年生、3年生


できる からと
ないがしろにしていないだろうか?


あなたの できる は、
本当の意味での できる だろうか?


反射の域に到達しよう。


じゃないと
たし算、ひき算

いつまで経っても
つまずいたままだと思うよ?
不安だと思うよ?

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