art space tetra

2004年福岡市の中心部でありながら枯れた情緒を残す博多区須崎町オープン。 企画者や美…

art space tetra

2004年福岡市の中心部でありながら枯れた情緒を残す博多区須崎町オープン。 企画者や美術家、音楽家等による共同経営という形で運営。様々な方との交流の中で、常に何かを発見できる場所として変化を続けている。 福岡だけでなく、世界中へとネットワークを広げ、表現と交流の場を拡げている。

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  • layover

    【協力】 art space tetra、在コロンビア日本大使館、Los Andes大学、日本センター 【展覧会情報】 【展覧会名】Layover 【会期】8月29日(月)~ 9月30日(金) 【時間】10:00 - 15:00(土日祝定休) 【会場】日本センター(Los Andes大学内) 【住所】Centro del Japón Universidad de los Andes Calle 18a No.0-07 Bloque CJ Bogotá, Colombia 【参加作家】 ・平川 渚(鹿児島)【平面/インスタレーション】 ・生島 国宜(福岡)【絵画】 ・加藤 笑平(長崎)【平面/映像】 ・宋 秀臣(福岡)【写真】 【コラボレーター】 ・Linda Phillips ・Paola Correa 【キュレーション】 ・城野敬志(福岡) ・Takaaki KJ(コロンビア)

  • Residency Project 2021

    art space tetraに滞在中のアーティスト チョン・ユギョンによる公開日記。

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Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年5月1日

初めまして、アーティストのチョン・ユギョンです。 色々と縁がありましてart space tetraに1ヶ月ほど滞在することになりました。滞在期間中はリサーチをしたり作品制作をする予定です。 このブログでは滞在中の出来事や作品の進行具合などを紹介出来たらと思っています。基本的にはスペースの方に滞在しているので福岡の皆さん、よろしくお願いします。 今日は最初の投稿なので簡単に自己紹介をします。 僕は1991年産まれの神戸で育ちで、幼稚園から大学まで朝鮮学校に通っていた在日コリ

    • 「マリアがいた風景」

      「Layover」展共同キュレーター 城野敬志 日本とコロンビアを巡る移民の歴史は古く、1908年の日本コロンビア修好通商航海条約の調印後、幾度かにわたり日本からの計画移民政策が実施された歴史がある。 コロンビアへの計画移民政策は、コロンビアの文学作品が日本で翻訳されたことがひとつのきっかけになっており、他の南米移民の歴史とは異なり、コロンビアの日系移民の歴史はロマンチックなエピソードを持っているという点が特徴的だともいわれている。 1922年に東京外国語学校(現・東京

      • Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年6月22日

        こんばんは。 今日レジデンスプログラム最終日を迎えました。 と言っても何か感傷的になる訳でも無く。笑 いつも通りサイアノタイプをして夕方には作業道具を整理し、無事に終えることが出来ました。 レジデンス中にオープンスタジオなど出来ればよかったのですが、緊急事態宣言もあり実現できませんでした。 テトラの近くには海もあり公園も多く、サイアノタイプのワークショップなどが出来たら面白かっただろうなぁと少し後悔が残っています。 だけど、全体的には非常に満足度が高く自分の制作と向き合えま

        • Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年6月21日

          こんばんは。今日はすごく暑かったですね。 そろそろ夏本番かなとかワクワクしつつも暑いのは嫌だなと思いつつサイアノタイプを制作していました。 サイアノタイプは日光写真特有の運動があるように思います。感光時間、転写する像の設定、水洗時間、、頭の中で段取りをしっかり組み立てて行わないと非常に非効率的です。笑 だけど、その非効率さが魅力的ですし、複製できるかできないか微妙なラインが面白さだと思い色々チャレンジしています。 奥は深いですね。 なんやかんやとレジデンスが終わろうとして

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        Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年5月1日

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          Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年6月17日

          こんばんは。 個展のお知らせです。 レジデンス期間中に制作したサイアノタイプの作品をメインに発表します。また、2020年に韓国の国立現代美術館のコミッションで制作した映像作品「Letter of a private」の展示も行います。 初夏の蒸し暑い時期ではありますが、楽しんで頂けたらと思います。 以下詳細です。 チョン・ユギョン「After Potemkin Villages」 会期:2021年7月2日(金) ~ 7月18日(日) 休館日:7月10日(土) ~ 7月14

          Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年6月17日

          Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年6月13日

          こんばんは。 新居が決まりこの1週間引っ越しだったり掃除で忙しく過ごしていました。 まだやることが残っているのですが、一安心です。 そしてレジデンス成果発表展の詳細やトーク日時も確定しましたので、近いうちにお知らせしたいと思います。 こんな時期なのでどうぞ足をお運びください!と言いづらいですが、無理の無い範囲で来てくださればと思います。 ソーシャルディスタンスを保ちマスクしながらお話し出来たら良いですね。 今日は短めで終わろうと思います。 では、また。 (福岡で食べた

          Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年6月13日

          Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年6月5日

          こんばんは。 今日は一日リフレッシュの日だ!ということでテトラメンバーである牧園さんに糸島を案内していただきました。 (牧園さん、ありがとうございました!!!) 海も山もあって空気が美味しくてすごく楽しい1日でした。 久しぶりに観光した気分です。 いつもサイアノタイプで感光ばっかりしているので、、ははは。 今日は写真をいっぱい撮ったので写真日記的な感じでお楽しみください。 昼食にお刺身を頂きました。美味しかったです。 あまおうのジェラートとキャラメルのジェラート。

          Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年6月5日

          Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年6月2日

          こんばんは。 制作と同時進行で進めているサイアノタイプの実験があるんですが、いくつか面白い表現が出来たので、お見せしたいと思います。 これたちはデータにして絵画の背景や視覚効果の一要素として利用しようと今は考えています。 方法が少し特殊で企業秘密(笑)なんですが、レジデンス成果発表する際に来場者にはお話しようかと思っています。 こんな時期ではありますが、楽しみにしてくれたら嬉しいです。 こちらは次に挑戦する絵画作品の下図です。一旦プリントして大まかなイメージを掴み、どう

          Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年6月2日

          Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年5月31日

          こんばんは。 今日は朝から制作をして新居契約の為に銀行に行ったりで忙しく過ごしました。レジデンスは緊急事態宣言が延びた関係も含め、6/22まで行うことになりました。 作品の進行は良いような難しいような、、。 今やっているのは一旦寝かし、次に向かいます。 私事でございますが、『レイシズムを考える』(清原悠編、共和国)の中で山本浩貴さんが執筆された「トランスナショナル・ヒストリーとしての美術史に向けて——ブリティッシュ・ブラック・アートを中心にレイシズムに抗するアートを考える

          Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年5月31日

          Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年5月28日

          こんばんは。 前回の記事から2週間以上も空いてしまいました。すみません。 福岡も緊急事態宣言が伸びましたね。 街も人も妙に静かで不気味な印象を受けます。 ここ最近、制作が上手くいっておらず試行錯誤の毎日です。 今やっているシリーズは全く新しいチャレンジなので当然なんですが、 ものを作るって大変だなぁと実感しています。 「アーティストには傑作を作る義務があるが、駄作を作る権利もある。」 これは僕が考えた言葉です。笑 名画に触れる機会は多いけど、その裏にはたくさんの努力

          Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年5月28日

          Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年5月10日

          久しぶりの投稿になってしまいました。 ここ最近は青写真をしたり映像の編集をしたりしていました。 そして、レジデンス後は福岡を拠点に活動する考えなので住む家を探してもいます。なんだかんだ充実した毎日です。 福岡は海が近く、川も多いので気?の流れが良いような。 だから散歩したり自転車に乗って移動するのも楽しいです。 先日、アートスペーステトラを運営しているメンバーの一人がスペースにいらっしゃいました。その方はお子さんと一緒に来ていたのですが、お子さんが僕の青写真を見て「ぼろぼ

          Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年5月10日

          Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年5月2日

          こんばんは。 今日は雨が降ったり止んだりして変な天気な福岡でした。少し肌寒い感じもしましたが、夕方は晴れて自転車で移動するのが気持ちよかったです。 今日は1日制作をしていました。 ↑ 木枠を組み立てて布を張って絵の具をドリッピングして下地を作りました。 この上から青写真をしていく予定ですが、 実験的な要素を入れていきたいので少し立ち止まって考え中。 はみ出ている下の布も活かしていけたらなぁとか思っています。 コロナの状況を見つつ5月末に作品発表の場を設けるのでそこで公開出

          Residency Project 2021:チョン・ユギョン 2021年5月2日