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みんな『察してちゃん』だった

先日イギリスのエリザベス2世が亡くなられて、国葬LIVEをYoutubeで見た。
何だかわからないが、見入ってしまった。
そして、感動した。

ゴシップネタばかりが先行するイギリス王室にはほぼ関心はなかったが、エリザベス2世が70年もの間どうやって重責を担ってきたのかどうしても知りたくなり、ネトフリの『ザ・クラウン』を最近見始めた。ドラマなのでもちろん脚色はあるけれど、かなり内部取材を重ねて制作されたものらしい。

王室内部のことを描いたドラマなので一般のイギリス人がどうなのかはわからないが、見ていてとても驚いたことがある。
日本人とイギリス人がものすごく似ているのだ。
まず、ほとんどみんな『察してちゃん』。
最後まで言わないで『察し合って』物事が進んでいく。

私は『察する』という行為が苦手だ。もちろん日本人なので、それなりに察することはできる。
でも自己肯定感が著しく低いので、相手の言いたいことを察したとしても、その『察したこと』を信用できない。自分の思い違いかもしれないと思ってしまう。
だから、最後まで確認したくなる。それが一般で言うところの『KY』になるのだ。

言葉にしないで『察し合う』のって、間違えた解釈をしちゃって大変なことにはならないのだろうか。

まぁ、ともあれイギリス人はシニカルなジョークが上手で、みんなでそれを『察して』楽しんでいるけれど、日本人にはそれはほぼ通じない。
ドン引きされて、憎まれたり恨まれたり嫌われたりする。
『察してちゃん』文化なのにね。

何でだ?

やっぱりイギリス人より日本人は厄介だ。。。。


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