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giving 映像作品告知



今年1月に行った、“giving” 新潟公演の映像配信が迫っています!!

配信方法はvimeo媒体で・・・

こちらの「note(ノート)」に貼り付け有料記事での販売になります!

本日は、先行して告知バージョンを公開しますので、報告です💁‍♂️

告知映像を見るだけで、ワクワクが止まらないです😲

今回の映像は、グラフィックデザインの専門家の高橋トオルさん(ツムジグラフィカ)に依頼し、極めて臨場感の高い映像作品となっております。

映像配信は間近です!!!

まず今回は、告知映像をお楽しみください1



そしてこちらのNoteの記事をご覧になっているコアファンの方へ

今回の”giving"という作品の創作(クリエーション)過程を少し話したいと思います。

【コラボレーション作品】

まず1つの特徴として、今回の作品は様々なジャンルのアーティストとのコラボレーション作品ということを挙げます。

振付家 choreographer

舞踊家 dancer

音楽家 musician

服飾デザイナー fashion designer

空間美術デザイナー spacial & art designer

が、この"giving"に関わりました。


振付家が振付・演出を行い、舞踊家が体現化する。

音楽家とともにテーマ・モチーフをもとに作曲をする。そして同じ空間でライブパフォーマンス。

衣装デザインを1から考え、どんな生地(どんな生地かというのは舞踊家にとってとても重要)にするか、作品の世界観をどのように生み出すか。

そして、実際にパフォーマンスをする会場を空間をどうデザインし、演出するか。作中で使用する小道具はどんなものを使うのか。

全て一つのテーマ”giving"に向かって、アーティストそれぞれの脳がクリエイティブに交差し、融合し、総合芸術を創り上げていく。

アーティスト各々が持つ個性や考えを尊重しつつ、お互いが持っている力を満足に消化した上で、新しい未知のものを生み出していく。

その作業はかなり繊細で困難を強いいるときもありましたが、

活動としては充実していて楽しくて仕方がありませんでした。


人間は何かを創り出したり、生み出したりすることに大きな喜びを感じると信じています。

それはたとえ芸術でなくても、言葉、時間、感情、人の関係など何かを生みだすということにおいては同じことであると思っています。

このgivingの中でそのアーティスト同士の共鳴も一つの見所としてご覧いただきたいと思います!


【アンケートから作品へ】

そして2つ目は、振付や衣装デザインなどをアイディアを出したり、思考する上で自分達のアイディア(脳)だけではなく、一般の方々のアイディアをアンケートを実施し、その回答を作品の中に盛り込んだ点です。

いつもは、舞踊作品を創作する上で、何か題材などをもとにそれを掘り下げ自分たちの考えやアイディアから、振付や演出を考えていくという過程が(大体ですが)通常となっています(のかもしれない)笑。


今回実施したアンケートの内容は

あなたがこれまで
与えられて嬉しかったこと
または
与えて嬉しかったこと
はなんですか?

この質問を一般の方々へSNS等で投げかけ、回答していただきました。実際150程度の回答が集まりました。

みなさまから頂いた回答を拝見しながら、自分自身「なるほどなぁ」と感心しっぱなしでした。

そしてその回答の中から、振付家がいくつか選ばせていただきました。

せっかくなのでその回答をこちらに少し公開させていただきます。


◆お名前:匿名 さん


​◆お名前:はっちゃん                           自分が自分のままでいられる「居場所」
ありのままのあなたで良い、あなたの存在が必要だよって言ってもらえる。旦那や子供、友達にもそんな居場所を与えられる人でありたいな~

◆お名前:Y・I さん
若い頃付き合っていた方が、バイクで房総半島を旅していた時に、菜の花畑で作業をしているおばあちゃんと出会い、いろんな話しをしたそうです。
穏やかな房総の春の陽気と菜の花の風景。
そんなことを何も知らない私は、旅先の彼からの小箱を受け取りました。
空けてみると、箱いっぱいの菜の花と小さなメモ。
おばあちゃんから貰った菜の花をすぐに送ってくれたようです。
まだ冬の新潟に、突然春が届きました。
嬉しかったですね。
※愛でたのちに、茹でて食したのは彼に内緒です。(笑)

​◆お名前:T・I さん
「ヒント」です。これは与えられて嬉しかったものでもあり、与えて嬉しかったものでもあります。友人や恩師に相談などをした時いつもくれたのは答えではなく「ヒント」でした。自分の道を進めさせてくれたのです。だから僕も相談などされた時は「ヒント」をあげるようにしてます。相手が自分なりに答えを見つけて笑顔を見せてくれるととても嬉しくなりました。

​◆お名前:匿名 さん
ぎゅっと気持ちの入った強いハグ。

◆お名前:Oro さん
Hug

など。


これらの回答を振付に反映させました。その回答をそのまま反映させるだけではなく、さらに噛み砕いたり、隠れミッキー的に踊りや衣装に入れ込んだりしました。

結果、作品にさらなる広がりが生まれ、完成度が高まったのではないかと思っております。

これらのアンケート回答が作品の中でどのように反映されているか考えながら映像作品をぜひ楽しんでいただければと思います。




つらつらと書きましたが、

映像作品では、色んな角度から見ることができたり、ダンサーの細かい動きや顔の表情がはっきり見えたりと、舞踊作品の新しい楽しみ方を発見できると信じています。



まずは、告知映像をお楽しみください🤗✨



"giving"

主催:生きる舞踊団NEphRiTE
作品:「giving」出演:田中朝子さん、富士奈津子さん、藤村港平さん、吉﨑裕哉さん、土田貴好、小倉藍歌
音楽:3日満月(権頭真由さん、佐藤公哉さん)
衣装:UTOPIA (佐藤 悠人さん)
美術:EOS by Rhea.co(関本圭佑さん)Hygge Plant shop (吉井徹さん)
撮影・編集:ツムジグラフィカ(高橋トオル)
製作・サポート:あるてぃすと

新潟公演:2021年1月17日(日)  Hygge Plant shop 2階スペース
      ①13:00- ②18:00-(各回定員15名)

東京公演:2021年1月26日(火)、27日(水)  新国立劇場小劇場                                          新進舞踊家海外研修員による現代舞踊公演    一般社団法人現代舞踊協会(主催)



たかちゃん



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