ARUN Seed

社会的投資によって途上国を支援するNPO法人ARUN Seedのnoteです。主にイン…

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社会的投資によって途上国を支援するNPO法人ARUN Seedのnoteです。主にインターン生が日々の活動を発信していきます。https://arunseed.jp/

最近の記事

『アースデイグローバルサミット2023ネイチャーポジティブから始める生物多様性⑤生物多様性と社会起業家』イベントレポート

皆さんこんにちは!ARUNにインターンとして参加させていただいています分林です。今回は3月18日にアースデイ東京事務局と共催で行われたイベント『アースデイグローバルサミット2023ネイチャーポジティブから始める生物多様性⑤生物多様性と社会起業家』の概要と感想を紹介します。 1.概要アースデイとは 民族・国籍・信条・政党・宗派をこえて、だれもが自由にその人の方法で、地球環境を守る意思表示をする国際連帯行動です。1970年アメリカのG・ネルソン上院議員が、4月22日を”地球の

    • 「生物多様性」勉強会③ #CSIチャレンジ

      こんにちは、ARUNでインターンとして活動している福田啓太郎です。CSIチャレンジ5の開催に向けて毎週日曜日に開かれている「生物多様性」勉強会の第3回の内容と自分の感想を書かせていただきます。 勉強会で話し合った内容人口増加と環境 日本では少子高齢化が進み、人口増加をどう促進するかが議論に上がるなか、発展途上国では人口爆発が今なお続いている状態です。人口が増えれば増えるほど使う自然資源の量も増え、人間の数が増えれば「生物多様性」が崩れてきます。そのため、人口爆発を抑制する

      • 「生物多様性」勉強会② 自然資本、エコロジカルフットプリントについて #CSIチャレンジ

        こんにちは!ARUNインターンの渡邉です。CSIチャレンジ5がもうすぐスタートしますが、その前に私たちは生物多様性の重要性を深く理解するために、勉強会を開催しています。今回はその第2回目について、参加した感想と学んだことを共有します。 事前準備としてのリーディング<日本語版 生物多様性の経済学:ダスグプタ・レビュー要約版> 今回もWWFの資料「生物多様性の経済学」を読み進めました。15ページから32ページまでの範囲では、「資産の分類と評価」や「家族計画とリプロダクティブ・

        • 「生物多様性」に関する勉強会①#CSIチャレンジ

          こんにちは、はじめまして。ARUNでインターンとして活動させていただいている朝倉です!現在大学3年生で、2024年1月からARUNに参加しました。まだ右も左もわからない状態ですが優しいみなさんに助けられながら日々活動しています。 私たちARUNでは現在「CSIチャレンジ」という、社会起業家の方々を対象としたビジネスコンペティションを開催しており、今年のテーマは「生物多様性」です!それに関連し、先日インターン生の間で生物多様性に関する知識を深め合う目的で勉強会を開催しました。

        『アースデイグローバルサミット2023ネイチャーポジティブから始める生物多様性⑤生物多様性と社会起業家』イベントレポート

          2022年の投稿一覧

          こんにちは。ARUNでインターンをしている修士1年の今井です。 昨年から始まったARUNのnoteは、インターンが様々なテーマについて投稿してきました。今回は、それらの投稿を一度に紹介します。ARUNnote全体のインデックスページにもなればいいなと思っています。 1.ARUNについてまず、3~4月にはARUNがおこなう社会的投資に、インターンについての記事が投稿されました。 ①ARUNについて こちらは、記念すべき初投稿です。 この時期のインターンの方々と私はほとんど

          2022年の投稿一覧

          企業がイノベーションを生むには何が必要? #おすすめ本⑧

          こんにちは!ARUN Seedにてインターンシップをさせていただいている、現在修士1年の野田です! 私はウガンダの農村にある「難民企業」という難民が経営する企業について研究しているのですが、その難民企業が画期的な方法で製品やサービスをもたらしたことにより、農村部の人々の生活環境を向上させたという事例が多いです! 例えば社会的企業やスタートアップ企業も、 これまでにはない革新的なビジネスモデルや製品で課題解決を行っているところが多いですよね。 これらをふまえて私は 今後、

          企業がイノベーションを生むには何が必要? #おすすめ本⑧

          『東ティモールからジェンダー課題を考える with PARCIC 伊藤淳子さん』イベントレポート

          10月18日に、PARCIC東ティモール事務所代表の伊藤淳子さんを招いてイベントを開催しました。今回は、イベントレポートとしてイベントの概要と、参加したインターンの感想を紹介します。 1.概要 ARUNは2016年からCSI Challengeと称した社会起業家向けのビジネスコンペティションを開催しています。ARUNはNPO法人ですので、優勝企業への投資はクラウドファンディングを実施して調達しています。今回のイベントは、そのクラウドファンディングを盛り上げよう!という趣旨

          『東ティモールからジェンダー課題を考える with PARCIC 伊藤淳子さん』イベントレポート

          『カンボジアから考えるジェンダー課題 with SALASUSU 青木健太さん』イベントレポート

          10月12日に、SALASUSU共同代表の青木健太さんを招いてイベントを開催しました。今回は、イベントレポートとしてイベントの概要と、参加したインターンの感想を紹介します。 1.概要 ARUNは2016年からCSI Challengeと称した社会起業家向けのビジネスコンペティションを開催しています。ARUNはNPO法人ですので、優勝企業への投資はクラウドファンディングを実施して調達しています。今回のイベントは、そのクラウドファンディングを盛り上げよう!という趣旨でおこなわ

          『カンボジアから考えるジェンダー課題 with SALASUSU 青木健太さん』イベントレポート

          意外と(?)すごいアフリカ大陸#おすすめ本⑦

          こんにちは、ARUN学生インターンの村上輝です! 大学では社会心理学という学問を専攻していますが、国際協力やビジネスに興味があり、ARUNで活動しています! 『超加速経済アフリカ』をおすすめしたい!今回のおすすめ本紹介のコーナーでは、椿進著『超加速経済アフリカ』をご紹介します。 この本を読めば、アフリカについて新しい視点が持てるかもしれません。さらに、ARUNの投資先のような、途上国のスタートアップ企業について理解が深まることも間違いなしです。 『超加速経済アフリカ』

          意外と(?)すごいアフリカ大陸#おすすめ本⑦

          国家として機能してる未承認国家って? #おすすめの本⑥

          こんばんは!インターン生の﨑谷航平です!実は僕、小学生の頃カメルーンに住んでいた経験があり全国に2000人しかいないらしい苗字と相まって自分のことを希少価値が高い激レアさんとよく宣伝し回っています。 そんな話はさておき、今回は僕が住んでいたアフリカに関連したニッチな本をご紹介していきたいと思います。ご紹介する本が取り上げる舞台は”ソマリランド”。チラッと聞き覚えのある方もいるかもしれません。実はソマリランド、日本の自衛隊が派遣されたことことで有名になった(なってしまった)「ア

          国家として機能してる未承認国家って? #おすすめの本⑥

          国際機関で働く意味 #おすすめの本⑤

          こんにちは!ARUN Seed でインターン生として去年の8月から働いてます、関壮一朗です。現在は大学院で国際協力を専攻しており、着々と迫ってくる修士論文の締め切り日に焦りを感じています。高校生の頃から新興国の支援に興味があり、United Nations (UN) などの国際機関も憧れの職業でした。そこで、私が今回おすすめの本として選んだのは、UNHCRの高等弁務官を務めた緒方貞子さんの人生が綴られている「難民に希望の光を、真の国際人、緒方貞子の生き方」です。 難民の定義

          国際機関で働く意味 #おすすめの本⑤

          貧困問題の解決にビジネスは有効か?  #おすすめの本④

          こんにちは。ARUN Seed インターン生の今井です。現在は大学院の修士1年で、開発経済学を専攻しています。6月にARUNに参加したのですがこれまで長期インターンの経験はなく、初めてのミーティング、初めてのタスクなどに戸惑いながらも楽しく活動しています。note投稿も初めてですが、今回の投稿テーマは「おすすめの本」ということで私が最近読んだ本を紹介しようと思います。 1、概要今回私が紹介するのは、ポール・クラック著『世界一大きな問題のシンプルな解き方ー私が貧困解決の現場で

          貧困問題の解決にビジネスは有効か?  #おすすめの本④

          『インパクト投資』 #おすすめ本③

          こんにちは!大学でのサービス・ラーニング活動として、ARUN Seedに参加しています学部2年の平島陽子です。 夏の暑さもひと段落してきたようですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?私は、日中は蝉の鳴き声、日が暮れてからは秋の虫の音を耳にしながら、晩夏と初秋の狭間にいることを感じる日々を送っています。 さて、本日の記事は、#おすすめ本 シリーズ 第3弾です。インパクト投資はもちろんのこと、ビジネスで国際協力や社会的課題にアプローチしたいと考えているそこのあなた!ぜひご一

          『インパクト投資』 #おすすめ本③

          「条件なき平等」#おすすめの本②

          こんにちは! ARUN Seedでサービス・ラーニング生としてお世話になっております、大学2年の浅田です。立秋が過ぎたというのに、暑さに拍車がかかる毎日ですが、みなさまどのようにお過ごしでしょうか? 先週のnote「ファイナンス×社会貢献の未来 #おすすめ本①」に続きまして、私からもおすすめの本について紹介します! いかなる国際協力や支援において共通するビジョンとして存在する、”不平等や差異をなくす”活動を行うにあたり平等である社会とは一体何かについて本を通して考えていきた

          「条件なき平等」#おすすめの本②

          ファイナンス×社会貢献の未来 #おすすめ本①

          こんにちは!ARUN Seedでインターンをしています修士1年工藤です。 学生の皆さんは、夏休みも始まってひと段落した頃でしょうか? せっかく時間のある期間だから、みんなで本を読んで勉強しよう! ということで、今週から社会的投資に関わる本をご紹介します。 「インパクト投資や国際協力、ソーシャルビジネスに興味があって、この夏、調べてみたい」という学生の方、ぜひ参考にしてみてください!! 『CFOポリシー: 財務・非財務戦略による価値創造』 概要 米国上場企業において、株価

          ファイナンス×社会貢献の未来 #おすすめ本①

          フィンテック×エドテックでアフリカ草の根労働者を救うーシエラレオネ・Mosabiの挑戦 #起業家シリーズレポート

          こんにちは!インターンの後藤です。 2022年4月23日(土)に、今年3回目となるARUN起業家シリーズをオンライン開催しました。 今回は、エドテック×フィンテックによりアフリカ零細事業者の金融アクセス向上に貢献するMosabi(モサビ)より、Chris Czerwonka(クリス・チェルウォンカ)CEOをお招きしました。 さて、本記事では今回の起業家シリーズに関するイベントレポートをお届けします。 「そもそも起業家シリーズって何?」 「どんな内容のイベントだったの?」

          フィンテック×エドテックでアフリカ草の根労働者を救うーシエラレオネ・Mosabiの挑戦 #起業家シリーズレポート