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教員の人事異動がもう少し早くわかれば…

 さて、教員も人事異動の時期です。

 「まだこの学校で働きたい」「私はまだ移動ではない」と思っていても、ふとした時に人事異動を告げられますよね。

 教員の移動には地域の特性があると思いますが、おおよそ共通しているのは”3年勤務した人は移動対象である”ということです。

 また小中学校では長くても7年前後ではないでしょうか。

 そのくらいのスパンで移動の可能性が出てくるということです。

 正直人事異動自体は良いことだと思います。

 職場に新しい風が入ってきますからね。

 ただし、1つ悪い点をあげるならば”具体的な移動先をなかなかしれない”ということです。

 基本的に3月の下旬〜3月末にかけてどの学校か知ります。

 少し気を利かせて地域は教えてくれる場合はありますが、具体的な場所が確定しないとなかなか引越しができません。

 ベテランで勤務地が生活の拠点の地域になっている教員は別にいいと思いますが、初任者や2、3校目の教員にとっては大移動が伴う可能性が高いのです。

 まして初任者(大学から直接採用された場合など特に)は違う地域からの引越しもありますから、大変です。

 実家のある学生ならまだいいものの、なかなか都合の良い場所にいくことは難しいです。

 3月下旬というと新年度に向け、たくさんの人が引越しをします。

 移動の通知が早い企業から準備に取り掛かれるので、基本3月の下旬は引越し業者も空いていないか、ものすごく割高な金額での引越しになってしまいます。

 またSNSでは、このあたりの勤務になるだろうと引っ越した場所から実際に勤務する場所まで片道1時間30分かかり通うのは無理という人もいました。

 「かわいそう」や「そういうこともあるなぁ」と片付けないで、きちんと問題視して改善してく必要があるのではないでしょうか。

 教員の正式な人事は基本3月末。

 その前の内示を2月末あたりに知るだけでも動き方などが全然変わってきます。

 部活動の改革ももちろん必要ですが、人事異動に関わることも改革していくことが必要なのではないでしょうか。




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