エクストリーム帰寮に参加する際の注意事項というか留意事項というか

EX帰寮。熊野寮祭を代表する楽しい企画であると同時に自分の限界を垣間みることができるいい機会でもある。これからこのイベントの浮世離れした雰囲気に扇動されて参加しようとする方々に1つだけ伝えたいことがある。
もしあなたが無事帰寮できた時、その喜びを分かち合いたいのならお友達と参加するか、寮にお友達を作っておこう。

ソロ参加者、お友達0参加者の帰寮後は虚しい。虚しいことこの上ない。
喜びを分かちあうことも、誰かに「おめでとう」と称賛されることもなく、出発時に渡された黄色の蛍光タスキを寮玄関前に置かれたダンボール箱に放り投げて、後は疲労困憊したその足で自宅へと帰るだけなのだから。

頑張ったのだから誰かに褒めてほしいなどと生ぬるい承認欲求を持ってると熊野寮生達が作り出すあなたに対してのサイレントマジョリティとあなたを除いて祭りを楽しんでいるその雰囲気がそんなものを粉々に粉砕するだろう。そして、その身の髄で淡々としかし一際強く疎外感と孤独感を感じることになるだろう。

だが、その欲求を憎しみに変えてはいけない。
熊野寮生達は、あなたを虐めようとしてそんなことをしているわけでもないし、熊野寮祭は、あなただけを楽しませる為に催されているわけでもない。こんなことは百も承知だが、改めて弁えておきたい。(私自身への戒めでもある)

1年に1度の楽しいお祭り。その注目イベントに参加して気分はさながらRPGの主人公でしょう。でも勝手に舞い上がって勝手に裏切られた気分になって楽しい気持ちを失くさないで欲しい。最後の最後まで楽しい気持ちを持ち続けたいのなら楽しく過ごすための準備をしておこう。

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