デザインにおけるヒアリングの大切さ

デザインにおけるヒアリングの大切さ

こんにちは。ホシカオリです。今日はデザインするときのヒアリングの重要性について考えてみたいと思います。デザインの勉強は、「どんなものを作るか」「自分がどのように作るか」にフォーカスして学ぶことが多いと思います。

わたしもそうでした。かわいい名刺が作れるとか、目につくチラシを作れるようになるとかそんな感じで勉強してきてました。でも、お仕事をさせていただくようになって思ったことがあります。それは、作ることも大事だけど、クライアントさんが思っていることを適切に読み取る力を身に着けることもとても大事だということ。

わたしが当初悩んでいたのは、「クライアントに聞くことはなんとなくわかるけど、効果的なデザインをするためにどんな質問が必要なのか」ということでした。今回は、わたしなりに考えて実践しているヒアリングの項目についてまとめてみたいと思います。

どんなことをヒアリングするか

デザインを始めた当初は、作りたいイメージについてクライアントさんによく聞いていました。デザインに取り入れたい色とか、雰囲気(親しみやすい、柔らかいなど)とか。あとはPinterestでイメージ画像を共有してもらうことも。

けど、もっと本質的な部分を聞く必要があると思うようになりました。本質とは、クライアントさんの商品やサービスに対する想いやあり方のようなものです。

ヒアリングでは以下のことを聞くように意識するようになりました。

1)クライアントらしさについて

デザインする上でクライアントらしさを理解することはとても大切だと思います。デザインはクライアントの想いが形になるものなので、クライアントらしさを理解しなければデザインに起こすことはできないと思います。

ヒアリングのときは、あなたらしさについて表現するとどんな感じなるかなどの質問をしています。回答が難しい場合は、クライアントの想いをイメージするようなものを聞くとよいのではないかと思います。丸いとか尖ってるとか、田舎っぽい、都市っぽいなど。また、新しい文化のか伝統的文化なのかとか、色に例えるとどんな感じとか。

2)価値提供について

クライアントらしさを聞いたら、そのクライアントがどんな価値を提供しようとしているかの質問をします。

どんな想いでサービスを始めたか、商品やサービスを使うことでターゲットとしている人がどうなることを望んでいるのかなど。

3)ターゲット

ターゲットについて聞くときは、「20代〜30代の男性」というだけでなく、どんな仕事をしていて、どんな休日の過ごし方をしていて、年収はいくらくらいでのように詳細な設定をお聞きするようにしています。

ヒアリングの方法

ヒアリングをするときは、できれば、テキストだけじゃなくて、電話だったり対面だったりで聞けるのがベストだと思います。対話する中でクライアントらしい「香り」「空気」のようなものがわかりますし、「この発言の意味って、本当はこういうことだったんだな」というのがわかるからです。

でも、ココナラなどのWebサービスを使うとテキストのみになってしまいますよね。そういうときは、なるべく相手の商品やサービスについてよく知れるような質問をしたり相手のWebサイトに何が書いてあるか調べたりすることが大切だと思います。

企画書に起こす

「わたしが作りたいものじゃなくてデザイナーが作りたいものになってしまった」とクライアントが思ってしまわないように、合意形成は必要だと思います。わたしは、企画書を通して、デザインの方向性を共有するようにしました。こんな感じのものを使っています。

企画書

おまけ

ヒアリングするときは、漏れなく聞けるようにヒアリングシートを作っています。わたしは元々作業療法士をしており、病院勤めのとき、患者さんに問診する際は評価表を記入していたんです。評価表は患者さんのことを理解できるのにとても役立っていたので、デザインでもヒアリングシートを利用してます。

Googleスプレッドシートで表にしたものをPDFにして、iPadのGoodNoteで記入し管理しています〜。わたしは荷物が多いタイプなので、ノートを持ち運ばなくてもいいようにiPadを利用しています。


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印刷物やWeb関連画像のデザインをしています。元作業療法士
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