紀伊半島の熊について

紀伊半島で熊の出没が急増しています
十津川村では6月7月の2ヶ月間に合わせて15件もの発表がありました
ネットのニュースでも三重県、和歌山県でも多くの情報がありました

ところで、20年前に世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」ですが、和歌山県の世界遺産センターのホームページを見ますと以下の通りですが、紀伊半島の山々をつなぐ古道です

よく見ないでも、古道のほとんどに「熊」の字がありますね(ゾッ!)


最近は世界中からたくさんの観光客が訪れています
最近、この古道での滑落事故や行方不明の事故が増えているのをご存知でしょうか
普通に歩いていれば滑落するようなところはあまりありませんが、なぜこのようなことが起きるのでしょうか
去年起きた滑落の一つですが「熊に追われた人が熊と一緒に崖を落ちていった」というのです
別件では滑落した女性が、発見時には熊に食い荒らされていたという事例もあるようです

僕の想像の範囲を順に箇条書きしてみます
①滑落原因が熊
②行方不明が熊によるもの
③人を喰った熊がいる
④熊鈴は人を喰った熊を寄せるのではないか
という非常に怖い状況を想像させます

20年前というつい最近、世界遺産になった「紀伊山地の霊場と参詣道」は急激に人が入り込み、熊にとってどういう変化を感じさせたのでしょう

話は少し変わりますが、”地震の怖さ”というのは経験した人でないとその怖さを知らないわけなんです
僕もそう、母が80年くらい前に経験した地震の怖さをいつまでも言ってたのを思い出します
熊の怖さもそう、想像つかないところに怖さがあるのだと思うのです
僕は地元の人間として、熊野古道は絶対に歩きたく無いです
大切な家族がいる人はよく考えてほしいです

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