年配者のエアコン事情

夫婦でエアコンの温度設定が違う年配者の話。

爺さんは温度を上げ、婆さんは暑いからと下げる。

また爺さんが温度を上げ、婆さんは下げる。

爺さんはその行動に腹が立ってエアコンを切る。

そして熱中症になる。最終的に温度設定は何度になってたの?

それは30度。
アカンアカンということで26度にしてやると婆さんは「私は27度が良い」と言うので27度にしてあげた。

40秒くらい経ってから爺さんは「強い」と言う。

「え?」「強い?」風量は自動である...

風量を微風にしてみるとしばらくして「あ〜、これでいいこれでいい」と爺さんが言う。温度は27度である。

『風量自動』に設定されたエアコンを爺さんは風量を下げたいがために温度を上げて風量を下げていたのである。
温度を低めにし、風量を下げる。そうしてあげると納得してくれたみたいです。

テレビのリモコンに[CS][BS]などの表記があり、赤黄青緑のボタンもあり、メユーやデータ、入力切替、スキップ、ガイド、録画、録画一覧、サブメニューがあるが、こんなのお年寄りには使いこなせません。

エアコンもそう、暖房と冷房の切替ボタンはあれど、画面が小さいし見にくい。高齢化社会にはとても複雑な家電事情です。

お盆で帰省中の方もいらっしゃるでしょうが、帰省している時はとてもしっかりしているとして、普段の生活で困っていることなどはわかりにくいもの。一度、そのへんの確認をしてあげてほしいなと思います。

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