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デザイン学とその周辺

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デザイン学とその周辺を探る・・・・デザイン(そして設計)、学際的(interdisciplinary)なテーマと、そのランダムな情報解釈と覚書。
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2021年3月の記事一覧

(今日のアート)リチャード・タトルのWire Piece とは

Wire Piece:「美術史への彼の最も特徴的な貢献」と言われている作品だ。 リチャード・タトル …

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「イメージと文化」に於けるカルロ・ロヴェッリ「時間は存在しない」解釈

「イメージと文化」に於けるカルロ・ロヴェッリ「時間は存在しない」解釈カルロ・ロヴェッリ著…

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リチャード・タトルとアメリカ・ポストミニマリズム

リチャード・タトル(リチャード・ディーン・タトル/Richard Dean Tuttle,1941- /US-アーティス…

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ポスト・アブストラクトへ:女性作家エヴァ・ヘス

エヴァ・ヘス (or エヴァ・ヘッセン/Eva Hesse, 1936-1970/US-絵画・彫刻) 現代アートの女性…

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孤高の女性作家-アグネス・マーティン

孤高の女性作家-アグネス・マーティン アグネス・マーティン(Agnes Martin/Agnes Bernice Ma…

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アウトサイダーアートの周辺:サポート団体とミュージアム

アウトサイダーアートの周辺:サポート団体とミュージアム 1)abcd collection-Paris このab…

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ナイジェル・ヴァン・ウィック:現在進行形のアメリカの憂鬱

ナイジェル・ヴァン・ウィック(Nigel Van Wieck,1947- /US-画家) いわゆる美術評論家は、このアーティストを語る時、そのイディオム(idiom/その作家の個性的表現形式、作風)から、大抵の場合は、エドワード・ポッパーに言及するだろう、しかし、違うのだ。彼の捉えたアメリカの瞬間には、漠然としてだが、不穏な感覚が呼び起こされるようだ・・・ 現在進行形のアメリカーナと憂鬱が、そこには見え隠れする。 技法的には、その物語性へは、構成と光と影が影響しているのだろう

美貌な彫刻家カミーユ・クローデルの栄誉とロダンの非情な愛

カミーユ・クローデル(カミーユ・クロデル/Camille Claudel、1864 - 1943/フランス-彫刻家) …

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写真家Nick JS Thompson、その現代アートへの視点

・写真家Nick JS Thompson、その現代アートへの視点を考える。 ニック・JS・トンプソン(Nick J…

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ウィリアム・エドモンドソンの神からの彫刻(アウトサイダーアート)

・ウィリアム・エドモンドソンの神からの彫刻(アウトサイダーアート) ウィリアム・エドモン…

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VR(virtual reality)と言う造語とアントナン・アルトー

・VRと言う造語を産み出したアントナン・アルトー アントナン・アルトー(Antonin Artaud, 189…

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ニック・アルムの作品に酔う

ニック・アルム(Nick Alm)のファインアートに酔う・・・ ニック・アルム(Nick Alm,1985- /…

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(今日の一枚)Protests in Yemen, Arab Spring(アラブの春、イエメンでの抗議)

世界報道写真大賞2012(World Press Photo of the Year-2012) サレハ大統領に対する抗議デモ…

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ベンジャミン・マーフィー、そのアートの極性

ベンジャミン・マーフィー(Benjamin Murphy)、そのアートの極性とは ベンジャミン・マーフィー(Benjamin Murphy,1988- /UK- 現代アート作家・ライター) ベンジャミン・マーフィーの作品は、極性(混沌、脆弱性)、時間、記憶をテーマを探求している。 その極性の中(コンテンツ)には、美しさ、無邪気さ、混沌、もろさ、絶望、卑猥さ、虚栄心、愛、また、悪徳等は、主なテーマと言われる。 また、古典文学や詩に触発されたテーマを描がかれた作品もあるのだ。