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デザイン学とその周辺

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デザイン学とその周辺を探る・・・・デザイン(そして設計)、学際的(interdisciplinary)なテーマと、そのランダムな情報解釈と覚書。
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2019年7月の記事一覧

イメージの分類

イメージの分類 1)心的像:心に浮かべる 2)知覚:実際に見る(認知する) 3)形象像:…

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道(La Strada)-フェデリコ・フェリーニ監督-解釈

道(La Strada)フェデリコ・フェリーニ監督(Federico Fellini, 1920 - 1993) 解釈:身売り…

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「気狂いピエロ」と視覚的リズム

「気狂いピエロ」(監督:ジャン=リュック・ゴダール)は、1965年のフランス・イタリア合作映…

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モンタージュ理論から、映像を探る

序:このモンタージュ理論構成は、クラウドの現在、過去の手法と思われがちだが、現在、日本の…

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写真家"Robert Frank"の言葉と現在

クラウド時代となっても >>機材を変えることで違うものをつくることは簡単だが、それだけで…

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ブルーノ・シュルツの世界感と複製技術に於ける私的一考

ブルーノ・シュルツの世界感と複製技術に於ける私的一考 従来、写真(プリント)や印刷技術は…

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イメージと文化-記憶の曖昧さと無意識に作られた過去のイメージ

記憶の曖昧さと無意識に作られた過去のイメージ 現在の学説によれば記憶というものは変化するといわれる。 その記憶があいまいになる訳は、過去の出来事を思い出そうとする度に、脳のネットワークが、引き出した情報をその都度、書き換えてしまうことにより起こる。 それは、遠い過去の記憶も、自分の要素で、再構築されるだろうし、今、ごく少し前のことでも、自身の概念が、勝手に記憶を作り替えているということだ。 主観である記憶は、誰の記憶であっても曖昧で混乱に満ちているのだろう。 自身(私)と

「美術を学ぶ人へ」(美術の教科書)についての解釈

「美術を学ぶ人へ (美術の教科書) 」について、 反面、異論の多いのも確かだろう、それ…

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シュルレアリスムと形而上絵画

「シュルレアリスム」(超現実主義)と「形而上絵画」 シュルレアリスム(仏: surréalisme、…

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心象風景を考える

心象風景を考える 現実世界の視覚から、消えても心象として残るものがある。 また、予め、そ…

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文化、それは切実な部分をイメージ化する

"文化とは、まずは、切実な部分をイメージ化して表現することだろう" コンテンツの中に、自身…

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ストリート・オブ・クロコダイル-ブラザーズ・クエイの世界

ストリート・オブ・クロコダイル(1989 UK) :ブラザーズ・クエイ(Brothers Quay)の人形アニメ…

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過去のコミュニティへの依存 – Hotel California

ヒトは、その記憶から、それまでの社会経験に依存する、そのコミュニティでの感性を消し去る事…

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ユニバーサル・デザイン(UD/UX/UI)- それは、歴史の必然

ユニバーサル・デザイン(Universal Design)- それは、歴史の必然。 1980年代に、USの建築家・工業デザイナーであるロン・メイスが、バリアフリーの思考を進めて、「あらゆる年齢や、能力の人たちに可能な限り、 使いやすいモノや環境のデザイン」を提唱した。 Point! • 誰にでも利用出来る • 使い方を自分なりに選べる• 使い方が、簡単にわかる • 使い手に必要情報がすぐ理解出来る• 失敗や危険がないデザイン(設計) • 無理な体勢をとらず、少ない力で効率