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イメージと文化 - 覚書

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イメージ・コンテンツを制作する事は、視覚を通過して、人の心に問いかけることが一番のポイントだ。 人の心に問いかける事は、感性の同一性を得るということで、国境、時間という領域を超え… もっと読む
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2020年7月の記事一覧

「Art & Language」英国のコンセプチュアル・アーティストのグループだ

アート・アンド・ランゲージ(Art & Language)イギリスのコンセプチュアル・アーティストたち…

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「アートと言語」を考えるテリー・アトキンソン

テリー・アトキンソン(Terry Atkinson,1939- UK) 英国の「アートと言語」のアーティストだ。…

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東京国立近代美術館-ピーター・ドイグ展/2020.2.26 - 10.11 (延長された)

ピーター・ドイグ(Peter Doig)の世界は、いつか、どこかで見たことのあるような絵画の世界だが…

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Bernd & Hilla Becherのタイポロジー・アートとは

Bernd & Hilla Becher ベルント & ヒラ・ベッヒャー(Bernd ; 1931-2007)、Hilla Becher(193…

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ライナー・ルーテンベックの作品には既存の画材ない

ライナー・ルーテンベック(Reiner Ruthenbeck,1937-2016 独) ドイツの彫刻家、そして、*コンセ…

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アンジュ・レッチアの表現は現在形のビジュアルアートだ

アンジュ・レッチア(Ange Leccia,1952- 仏) 現代フランスの画家、写真家、映画制作者、立体…

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ギルバート&ジョージ-過激な英国紳士

その生きる彫刻「living sculptures」の解釈は、その形状のみならず生きて行くことの全てが彫刻(アート)であるという概念だ。 ギルバート&ジョージ(Gilbert and George):イギリスの美術家。ギルバート・プロッシュ(Gilbert Prousch、イタリア出身、1943 - )ジョージ・パサモア(George Passmore、英国出身、1942 - )ペアで創作活動をしている。 通称は、ギルバート&ジョージだ。そして、チャップマン・ブラザーズ(J

(今日の楽曲)More Than I Can Say-言葉に出来ないほど、それはむなしい♬~

「More Than I Can Say」(言葉に出来ないほど…) 歌手バディ・ホリー(Buddy Holly,1936-19…

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東京アダージョ-日本画家-佐藤土筆の奇妙な話

東京アダージョ-日本画家-佐藤土筆の奇妙な夢の話 その画家のアトリエの先には、アカンサスが…

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(今日のランド・アート)Michael HeizeのLevitated Mass(空中浮揚する塊)と奈良の…

「Levitated Mass」(浮遊する塊)LACMA (Los Angeles County Museum of Art-2012年)は、ラン…

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ロバート・スミッソンの理論展開からのランド・アート

ロバート・スミッソン (Robert Smithson、1938-1973/US) 現代美術家。ランド・アート(アース…

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リチャード・ロングとランド・アート作品

リチャード・ロング(Richard Long、1945- UK) 彫刻家・美術家であるが、その規模は、*ラン…

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東京アダージョ-幼稚園の砂場の親子

世の中には、どう考えても、どうあぐねても、どうしょうもない事がある。真直ぐな子供の心は、…

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ランドアートの世界観

ランドアート (land art)は、自然界の素材(岩、土、木、鉄など)を使い、自然界に作品を構築する、ただ、その範囲は膨大だ。 特には、砂漠や平原などに作品を構築する美術のジャンルが多いかも知れない。アース・アート (earth art)、アース・ワーク (earthworks)、また、広義で、環境アート(Environmental art)等とも呼ばれる事があるが、それの閾はないと言われる、蝶と蛾、また、岩と石のようなものかも知れない。解釈にもよるが、無限の時空に対しての