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あと三週間。

世は連休最終日、みなさんいかがおすごしでしょうか。

映画「ぼくたちは、夢中になりたい。」

静岡市街地にある小劇場「あそviva!劇場」の企画「シネマdeVIVA! -SEASONS-」の第一回作品、その名も「ぼくたちは、夢中になりたい。」の制作が着々と進んでいます。

流行病の蔓延によりそれまでの生活様式が一変してから約20年後の、時は2040年。かつての世界を知らずに育った若者たちが、時の流れの中で諦念にすっかり馴れあってしまった「かつての若者たち」との関わりを通じ、その先に何を見つけるのか。

ぼくは音楽全般を担当、あとちょっとだけ、出演もしています。

作品の公開について

この映画は、静岡市葵区人宿町にある「あそviva!劇場」での公開のみとなります。

「あそviva!劇場」、かつては30人ほど動員できる小劇場でしたが、今般の感染対策のすえ席数は7席にまで減少、しかしそのぶん、ひとりひとりがゆったりと演目を楽しめる環境へと生まれ変わりました。

いちどに観られる人数が少ないぶん、できるだけ多くの人に観ていただきたく、約2週間のうちに40回以上の上映を予定しています。

完全予約制となりますので、興味のある方は予約フォームfacebookのイベントページからご希望の日時をご連絡ください。

上映日

10月10日(土曜日)~10月25日(日曜日)

上映時間

土日 ①11:00 ②14:00 ③17:00 ④20:00

平日 ①17:00 ②20:00

※その他、「どうしても平日の昼間にしか観られない!」などの要望には、可能な限り対応するとのことですので、お気軽にお問い合わせください。

料金

大人 1,000円

学生 500円

中学生以下 無料

※現金、または「paypay」でのお支払いが可能です。

※恐れ入りますが、発熱・体調不良等の場合は来場をお控えください。

予約方法

予約フォーム

facebookのイベントページ

あと三週間。

映像作品の音楽を作るのは実質はじめてのことで、それなりに苦心しており、まだまだたくさんの作業が残っているわけですが、泣いても笑っても公開まであとわずか、火事場の馬鹿力で乗り越えようと思っています。

コロナ禍におけるアレコレは「しかたがない」と思うことでなんとか飲み込める部分もあるかと思うんだけど、それじゃ済まされない人たちもいる。

予定されていた公演がすべてキャンセルとなり、バーとしての営業も自粛せざるをえず、今春より完全休業を余儀なくされている「あそviva!劇場」。

4月から毎週末、アドリブ要素満載の作品群を作り続け、8月からいよいよ長編作品に着手、そして10月10日、念願の営業再開の皮切りとなるのが「ぼくたちは、夢中になりたい。」です。

春からのその足取りに、ひょんなことから断続的に関わってきた自分としては、彼らのひたむきな姿勢に、胸の熱くなるのを禁じ得ない。

基本的には自分のことにしか興味がなく、人との共同作業がきわめて不得手なこの俺が、ここまで彼らに深く関わるとは思ってもいなかったし、いまだに信じられなかったりすることもあるんだけど、その事実がひとつの真実であるのと同時に、こうしてしみじみと振り返っているヒマがあるのなら曲を書いた方が賢明ゆえに、このへんで。

みなさんのお越しを、心よりお待ちしています。

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