7/26(引け後)6月PCEコア物価指数予想0.2に対し結果0.2と順当だが個人消費出コア価格指数は予想2.5に対し結果2.6と物価がやや上昇している。米財務省は大半の米国債の入札規模を据え置く見通しという見解を示しました。これは市場に安定をもたらすもので財政赤字は拡大しながらも政府期間閉鎖などのリスクは当面は遠のく見通しです。

画像1 SP500銘柄の大半は反発しておりますが出来高はまちまち、LLYはVKTXの影響か-2%。決算前のMSFTは出来高を少し伴い+1.6%、Meta、Amazonも高い、Googleは軟調。ソフトウェア関連は昨日強かったNOWは軟調でCRMが+2.4%。半導体関連は全般的に戻しているがNVIDIAは出来高も低く警戒感からか様子見がうかがえます。
画像2 指数系:NYダウ 40589.34(前日比+1.64%)SP500 5459.10(前日比+1.11%)NASDAQ100 19028.72(+1.05%)NASDAQ総合 17361.70(+1.05%)Russel 2000 2259.75(前日比+1.65%)主要4指数全て1%の超える上昇、出来高は若干少な目。BTC 67498$と反発、ETHも3253.32と前日比+3.45%。原油は-2%と大きく下落、その他コモディティは金は1.4%の上昇だが他は下落しております。
画像3 債券利回り:10年債、2年債共にプレマーケットの段階から一気に5bsp程下落、その後引け迄ヨコヨコの展開。7年債は入札利回りが4.162%と前回より応札倍率が旺盛、短期長期ともに4bsp~7bsp弱の下落(価格は上昇、債券が買われている状態)※直近20営業日での株式と債券の利回りは債券の方が上回っている状況です。
画像4 FOMC金利引き下げ織り込み状況:9月に0.5%の利下げ織り込みが12%弱に、シティグループがFEDは大統領選挙とは無関係で金利を引き下げるであろうというレポートを出した事で利下げ期待が進んだ形になりました。
画像5 Fear and Greed Index:1日で45のNeutralに。VIX指数が-11.21%の16.39と大幅下落(市場センチメントが安定化)債券利回り対株式利回りは本日株式が少し戻し、セクターローテーションの甲斐があってか52週高値銘柄が続伸し市場全体が押し上げられる形に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?