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地平線の


霧がかった空を見て
私は両親に想いを馳せる

あの柔らかい白は
燃え切った骨の色
今にも消えそうで
それでもそこに
確かにある白

手を伸ばし
霧をかきわければ
ほんのりとのぞく
あの笑顔

まだ私の身体は
あの白とはほどとおく
何も
溶けることも
交わることもなく

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