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画家・ペーの日記
2022年9月27日 10:27
一羽のカラスが走る怪物に飛び込んだたくさんの怒りを道連れにして哀れなカラス甘美なささやきに取り込まれ旅立てど もはや 道はなく
2022年7月3日 08:40
大昔、生き物たちはそれぞれに自分の気に入らない色を持っていました。ある時、白い鳥がそれらの色を1つづつ引き受けましょうと名乗り出ました。木々は、朽ちゆく茶色をわたしました。空は、どんよりとした灰色雨は、不透明な青ゾウは、病に侵された皮膚の緑キリンは、抜け落ちた毛の黄色魚は、剥がれた鱗の銀・・そのほかにも、あらゆる色を引き受けたその鳥は、真っ黒な姿になっていました。