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noteフェスレポート 〜夢を叶えるための文章表現〜

イベント「note CREATOR FESTIVAL 2021」の2日目が終わりました。

今日は13時からのトークセッションを拝聴しました。私は午後から別件がありまして、絶対に外せないこちらを外出先のカフェで聴いた次第です。

正直に言います。今回は聞くことが出来て良かった。この人には世界を動かすだけの力があり、その源泉を垣間見ることになりました。今回を通して感じたことをここに書き残したいと思います。

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私に世界を変えさせてください

今回登壇してくださいました、山邊鈴さんは高校3年生の時に公開した「この割れ切った世界の片隅で」が話題を呼んだ方です。現在はアメリカのウェルズリー大学に在学中です。

ほぼ終電で帰宅してから、こちらの記事を読ませていただきました。荒削りと本人は追記していましたが、ここまでストレートに作者の意思が伝わってくる文章はそうそう出会えない。一気に眠気が覚めた感覚です。

文章表現が今回のトークセッションでのテーマのひとつでしたが、文章表現というテクニックも素晴らしいですが、それ以上に強烈なまでの意志(パワー)がそこにはありました。

夜9時の原爆公園にとぼとぼ歩いていった。祈った。「お願いです、私に世界を変えさせてください。」

この部分はトークセッションでも出てきましたが、山邊鈴さんの「世界を変えたい」というのがひとつの核でした。そのための行動を着実に積み重ねてきた。決して大胆という軽い言葉では済まされない、確かなエネルギーを感じたのは私だけではないと思います。

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実践してきた言語化術

今回はテクニック(と言うよりはそのベースとなる考え方)の話をメインに進めていただきました。

頭の中でこんがらがっているものを、言葉にして整理して、次のステップに役立てること。

最初はモヤモヤを含めて様々な要素が入り混じっている状態で、それを言葉を使い整理していく。ここに時間をかけると仰いました。私も記事を書いていて、相応の時間がかかることを経験していますが、避けて通れない道でもあります。

言葉ひとつにおいても、その具体的な意味(意図)が相手には分かりにくい時があります。そこを確実に丁寧に掘り下げていくのです(下記は山邊鈴さんが行っている添削作業の一例です)。

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私の場合で言えば、先ほど「エネルギー」のことを書きましたが、それはまだ抽象度の高い状態です。その意味を丁寧な言葉で紡いでいく(世界を変えたいと言う意思の強さだと思います)。

そうすることで、次のステップが明確に見えてくるということです。

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共感の壁について

共感とは、同じコンテクスト(背景情報)を持つ相手には起こりやすいが、コンテクストが違う相手だと少し難しい。そういう確かな傾向があります。

ここでだいじなことは、自分とは違うコンテクストを持つ人にどのように言語化して伝えるかということ。そこには言語化の能力が大きく関わります。先ほどの丁寧な言葉で紡いでいくという作業です。

時間は有限なので、100点満点の紡ぎ方はできないかもしれない(と言うかできない時の方が多いかも)。それでも、誠実に言葉を紡ぐことを忘れない。書きながら所々の言葉の意味(意図)を自らに問い続ける。

言葉(言語化)を武器とする者として、コレが唯一できることなのかもしれません。それを愚直にやり続ける山邊鈴さんは、年下ながら尊敬に値します。

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おわりに

山邊鈴さんについて、ひとつのキーワードを挙げるとしたら「分断」であると私は思います。その一例が地方格差による「分断」でした。コレは都会の人と地方の人の持つ「常識」が違うということを意味します。

自分が見てきた狭い世界の常識からしか人間は物事を判断できません。

このことを踏まえて、自分に対しては常に疑問を持つ意識を忘れないこと。相手に対しては常に背景を謙虚に受け止めること。それを実践することがだいじだと、セッションを通して思いました。

まだ書ききれないところもありますが、まずはここで閉めようと思います。

山邊鈴さんの将来の夢のひとつは政治家だそう。私はこれからも言葉を大切に紡ぎ続けながら、陰ながら彼女を応援したいと思います。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。実際は非定期ですが、毎日更新する気持ちで取り組んでいます。あなたの人生の新たな1ページに添えるように頑張ります。何卒よろしくお願いいたします。

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