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3つのビジネススキルの話

先日の知人とカフェで飲食したときの話。食事と言うとよりは、相手に様々なことを教えを頂くような状況でした。

その中で気になる言葉を聞いたので、自分なりにまとめてみました。社会人として必要な3種類のスキルの話です。

3つのビジネススキル

ハーバード大学の経営学者であるロバート・カッツが提唱した、各世代で必要となるビジネススキルの分類(通称:カッツモデル)です。

業務遂行能力に関する「テクニカルスキル」、対人関係の処理能力に関する「ヒューマンスキル」、そして概念化能力に関する「コンセプチュアルスキル」。世代の違いでどれがどれほど必要なのかを説明したモデルです。

少し話を聞いた程度でまとめたので、少し書き方を失敗してしまいましたが、整理するとこんな感じです。

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ポイントは、世代(正確には役職や年次)で上を行くほど、求められるビジネススキルが異なるということ。

ヒューマンスキルはどの世代も必要だけど、作業的な能力(テクニカルスキル)とリーダーとして全体をまとめる能力(コンセプチュアルスキル)は階層次第で比重が違います。

若い時はテクニカルスキルを中心に伸ばす。ただ、世代が上に行くほど、自分だけでなく他の社員などを管理をしていく立場に変化していくので、その変化に追いつけるかどうかが鍵だと思います。

コンセプチュアルスキルとは?

コンセプチュアルスキル(概念化能力)とは、同類となる複数の対象物の共通項を洗い出すことによって、概念といえる要素を見極める能力のこと。

端的に言えば、物事の本質を見抜く能力のことです。

コンセプチュアルスキルが高い人と特徴として、「ひとつの経験から多くのことを学ぶ」や「合理的に業務を遂行できる」などの特徴があります。物事の仕組みに対して強い関心を持っているケースも多いようです。

一方で、彼らは「理論的・合理的な納得がなければ行動に移さない」という傾向があり、精神論や感情論に訴える教育が困難という弱点もあるそうです。

カフェで飲食した際に教えて頂いたこととして、コンセプチュアルスキルとは、スタートからゴールまでの道筋を作ることだと言われました。必要な点をいくつも置いて、その点を線で繋いでいくイメージだそうです。

おわりに

自分も新入社員の頃は、目の前のことで精一杯で、全体的なことを見る余裕はありませんでした。ただ、年次が上がり、ここ数年で会社(自分のいる部署)で全体的な流れを見る機会が多くなりました。

来年度はさらに広い世界を見ることになりそうです。それは自分をさらに成長させてくれる機会だと思うので、しっかりと来年度も仕事に取り組みたいです。


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