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日本漫画のアートを世界に轟かせた昭和期のアーティスト・タイガー立石✨ジャンルも時代も超えたジャパニーズPOP-ARTの魔法にかかってみよう!

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こんなに面白いアーティストがいたんだ!というのが第一印象。
みなさん、タイガー立石さんってご存知でした?

ほぼ予備知識ゼロ状態で千葉市美術館の「大・タイガー立石展」を訪れた私。興味を持ったのは、タイガー立石さんが、「寅年だからタイガーと名乗っていた」というポイント(寅年同士ということで。笑)

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この展覧会の最初に出現した虎が描かれた絵。 赤い虎という時点ですごいインパクト。しかも、たくさんいて、未来的な橋の上を疾走している。。。
風景も古代と現代と都会と荒野が錯綜。ナゾの少女が!

でも、彼の荒唐無稽、縦横無尽な彼のカオスにどっぷりつかり、美術館を出るころにはすっかり虜✨ 

60年代の映画、イタリアンポップ、アメコミ、宇宙、日本の明治、大正、昭和期などへのイマジネーションが激しく広がりました~♪

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タイガーさんが、イタリア滞在時に描いた、漫画的コマ割りの大きな絵画。シュールでポップ。なので「イタリアンポップ」と呼びます。

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アメコミとアメリカン西部劇、映画、日本、etcなど感じた2枚。特に左側の『アラモのスフィンクス』では、緑色の怪獣が自由の女神の冠を被り、飛び交う虎たちと戦ってる。。。透明のピラミッド、サボテン。。。想像が広がる~!

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映画のコマ割りを感じるこんな作品も!

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マーズアタックっぽい。。。

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『大正伍萬浪漫』の一部。見慣れた絵や顔がたくさん出てきて、いつまでも見入ってしまう!最近、練馬区立美術館の『電線絵画展 -小林清親から山口晃まで』で見た『道路と土手と塀(切通之写生)』を発見して感動。『道路と土手と塀(切通之写生)』内に描かれている電柱の影もバッチリ!

そして、これでもかというほど、いろいろな色や形で出現する虎さんたちの多さと意外性に大満足!!!

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この不思議なアートの旅詳細は、「和樂web」にて「浮世離れマスターズ つあお(小川敦生さん)&まいこ(菊池麻衣子)」の体験型会話記事Vol.3を読んでみてね✒✨記事の最後に出てくる『ニャイガー立石』とは?!⇒
https://intojapanwaraku.com/art/152312/

【展覧会概要】
展覧会名:大・タイガー立石展
会場、会期:
◎千葉市美術館、2021年4月10日〜7月4日
◎青森県立美術館、2021年7月20日〜9月5日
◎高松市美術館、9月18日〜11月3日
◎埼玉県立近代美術館/うわら美術館、2021年11月16日〜2022年1月16日
公式ウェブサイト(千葉市美術館):https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/21-04-10-07-04/

#タイガー立石 #千葉市美術館 #ポップアート #chibacitymuseum

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