IT 株が急落し、ダウ・ナスダック揃って大幅反落!

深夜、中国が米政権に対抗して自国の半導体産業に幅広い支援を行う計画と報じられる。アジア・欧州市場は総じて上昇。8 時半、4-6 月期の非農業部門労働生産性(確定値)は前期比年率+10.1(予:+7.5)%。先週の新規失業保険申請件数 は 88.1(予:95.0)万件 で約半年 ぶりの 低水準 。7 月の貿易赤字 636(予:580)億ドル。10 年債利回りは 0.64%台で小動きで、為替市場では 1 ドル 106 円台半ばまで円安ドル高が進行。WTI 原油先物価格は 40 ドル台半ばまで下落。米国市場は下落して取引を開始。寄付き直後、ダウが-50 ドル、ナスダックが-170 ポイント程度。アップルやセールスフォース・ドットコム(クラウドサービス)ら IT 株が下落し、ダウを圧迫。ナスダックでは、前日に主要株主による株式売却が明らかになったテスラが大幅続落となる他、足元で上昇が顕著だったズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ビデオ会議サービス)ら成長株が全面安。9 時 45 分、8 月のマークイットサービス業 PMI(確定値)は 55.0(予:54.7)。10 時、8 月の ISM 非製造業景況指数は 56.9(予:57.0)。
同時間帯からナスダックが急速に下げ幅を拡大。アップルが前日比 5%超の下落となるなど IT 主力株への売りが強まる他、半導体株や成長株も下げ足を加速し、11 時過ぎにナスダックの下げ幅は-500 ポイントを超える。ダウも、アップル・セールスフォース・マイクロソフトの 3 銘柄で 200 ドル超押され、11 時半、ダウが-700 ドル、ナスダックが-540 ポイント程度。10 年債利回りは 0.61%台まで低下し、VIX 指数は約 1 ヶ月半ぶりに 30 を超える。12 時半前、アトランタ連銀のボスティック総裁が資産バブルに警戒すべきと発言。午後に入っても IT 株主導の下落が続き、S&P500構成の主要 11 セクターが下落する全面安の展開に。14 時半、ダウが-830 ドル、ナスダックが-565 ポイント程度。引けにかけても 全体 は反発 のきっかけを 掴めず 、結局 ダウは 28,292.73(-807.77)ドル 、ナスダックは11,458.10(-598.34)ポイントで取引を終了。出来高は概算で NYSE が 50.1 億株、ナスダックが 45.6 億株。

画像1

画像2


いつもありがとうございます。 サポートいただけると励みになります!