見出し画像

研究室の後輩に伝えたいと思っていること

いや伝えろよ

そう言われたら元も子もないですけど、研究室の後輩に訓示をたれたいことはよくあるものです。なぜやりたくてもできないのか、聞かれないからです。自分が後輩だったとしても聞かないし、勝手に訓示を垂れてくる先輩は年齢が近かろうがうざいです。これは研究室というものの特性なのかもしれません。

有機化学の研究室

いちいち見出しをつけたくなりました。有機化学の研究室はブラックだとかなんだとか言いますが、そんなものは選ぶ時点でわかっているのでそこを嘆くのはナンセンスかなと個人的には思っています。まあ逃げたくなったら逃げますけど。

有機化学などの実験系の研究室の特徴は「拘束時間が長い」ことにあります。単純に実験の回数が多く、かつラボでしかできないからです。そこで生まれてしまうのが人間関係のトラブルなのです。

つくづく人間は生々しいですし、東大生は打算的でプライドが高いと思います。なめられたくないという感情がどのようなキャラの人にも根強くある気がします。だからこそ、何年も同じ部屋で共に過ごす周りのメンバーとはうまくやらなきゃならないのです。

結局伝えたいこと

人の書いた長い文章なんて読みたくはないです、簡潔に。「常に自分を褒めろ、人を褒めろ、褒める人を見つけろ」これに尽きます。特に修士1年生に伝えたい。また詳しく書きますが、とにかく自己評価を下げたら大学院生なんぞやってられません。下げる要因はことごとく排除しなきゃならないし、上げる要因を散りばめとくのです。

なぜ褒める?

大学院生はあまりに自由が効きすぎるのです。漠然とした研究をやらなければという使命感と自由度の間で自分の価値がわからなくなってしまうのです。たまに受けるショックな出来事で平然と自己評価を落とすことになってしまいます。反省なんて自分でやるし怒られらりしたらその時点でするんです。

とにかく自分を褒めろ、褒めてもらえ、余裕が出たら人を褒めろ。

いや伝えろよ