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子どもとアロマテラピー


毎日暑い日が続いていますね。
我が家の子ども達も夏休みに入りました。

保育園児は平日は登園していますが、小学生は今年は家で過ごす時間が増え、例年とはちょっと違った過ごし方をしています。

夏休みに入る前、疲れもたまっていたのか、我が家の子達はいつにも増してケンカが多く、ストレスもたまっていました。

私の仕事が忙しく、子ども達が寝た後も暗闇の中でパソコンをたたいていることが多かったため、気をつかわせてしまっていたことも一因でした。

今年は学童に行くことは少なく、帰宅後に少し話を聞くようにはしていたのですが、仕事に気が入っていることはバレていたようです💦


3人いるので、一人一人長時間使うことはできませんでしたが、ある時から一対一で向き合う時間を作るようにし、話を聞いていましたが、あまり時間が経たずにすぐにまたイライラしている様子・・。

話を聞くだけでは解消できないモヤモヤがたまっていました。

そんな時は、我が家ではやはり香りを用いることがあります。

中々眠れないこともあったようなので、気にいった香りをいくつかピックアップしてもらい、キャリアオイルに1%未満になるように希釈し、胸のあたりに少し塗布します。

すると、母の手が触れた安心感と、好きな香りでリラックスしてよく眠れるようになったと言っていました。


やっぱり香りのパワーはすごいなぁ、と思うと共に、ここ数か月の間に私がこちら(note)で書いた記事の中で読まれている回数が多いものを見て見ると、「保育園に通うお子さんの自然療法とお薬」が最も多く、我が家での子どもとアロマテラピーの関係性について改めてお伝えしようと思いました。


子どもとアロマテラピー【感染症予防等】

最近は新型コロナの第7波もきて、お子さんの感染もバンバン増えています。

特に保育園に通っているお子さんの親は共働きのケースがほとんど。
発熱で休んだ場合、会社からも園からもPCRの結果を求められることは多いです。

陰性であっても、「後から陽性になるかもしれない」「コロナじゃないなら何なのだろう?」「このまま放って様子を見るだけで大丈夫なのかな?」

きっと色んな不安が押し寄せてくることと思います。

できれば、感染症での発熱は避けたいところ。

我が家の場合、感染症予防でアロマテラピーを取り入れるとしたら、「抗ウイルス作用」が考えられる精油をディフューザー以外の方法で取り入れます。

ディフューザーは、日本ではいつでもどこでも何時間でも・・と長時間ディフューズされていることが多いのですが、1日の推奨使用時間がもっとずっと少ない国があります。

精油の芳香成分は血中まで入っていくことを考えれば当然のことなのですが、知らずに長時間漂わせ、私自身が具合が悪くなったこともあります。

子どもならなおさらのこと、長時間のディフューズは危険です。


たとえば、ティッシュに一滴だけ精油を垂らし、台所のシンクにある生ごみの袋の中に入れておくだけでも、嫌なにおいを抑えつつ、感染症対策にもなります。

わざわざディヒューズしなくても、こんな簡単な使い方でも、精油は十分香ってくれます。

生徒様が帰られた後など、特にそうなのですが、台所の横を通っただけで良い香りがフワッと漂い、子ども達も「なんかいいにおいするね。」と喜んでいます。


また、ちょっと咳が出ている場合。
私は低濃度で咳対策のジェルを作り、かなり薄めに胸と背中に塗布しています。このジェルだけで治そうと思って塗っているわけではなく、このジェルがあまり効いていないな~と思った時点で受診のタイミングと理解しています。

感染症に限らず、鼻づまりが起こった時(アレルギー等で)は、スーッとする香りの精油を少しかぎます。少しすると鼻づまりも落ち着くことが多いのですが、それでもダメなケースはやはり躊躇せず薬に頼ることもあります。

以前も書きましたが、我が家は自然療法だけに頼らず、薬や病院も頼ります。

特に保育園(公立)では、先生方の力をお借りする場合自然療法でお願いすることは難しいです。医師の診断の元、処方されたお薬でないと、園の先生方も責任がとれません。

自然療法を取り入れるにしても、私の場合は「あくまでも家の中で」と心得ています。


子どもとアロマテラピー【メンタルケア】

これもあくまでも我が家での場合です。

我が家は私がアロマテラピーの認定校である為(2022年7月現在:NARD JAPAN認定校、JAA認定加盟校)、精油が豊富にあります。

上の小学生達は、私の話を聞いてある程度は理解しているので、自分たちの好みや使っても大丈夫そうな香りをピックアップし、その時必要な香りを選び出します。

ただかぐこともあれば、一緒にスプレーを作ったり、キャリオイルやジェルで低濃度に希釈し、イライラした時・リフレッシュしたい時・眠る前などに使うことがあります。

また、石けん作りも好きなので、ひたすら石けん基材をコネコネし、触覚・嗅覚両方から癒しの時間を楽しむこともあります。


石けん作りは私が以前ワークショップを開催していた時も人気で、小学生のお子様が無心になって作っていました。

今は特にしっかりと手洗いすることが推奨されていますので、「自分で作った石けんでしっかり手を洗う」ことを意識してもらうこともできます。


子どもとアロマテラピー【アウトドア編】

新型コロナの流行で、キャンプなどのアウトドアも人気が出ました。

残念ながら我が家は自家用車がなく、夫も運転しないため、アウトドアとは縁が薄いのですが、まだコロナが流行する前から人気があったのが「虫除けスプレー作り」のワークショップでした。

夏休みのキャンプに、有害な成分が入っていない虫除けスプレーを持っていきたい、と作っていかれたお子さんが、「香りの良さ」と「蚊に刺されなかった」ことに感動していたというご感想をお母様からいただきました。

使い方によっては刺されることもあり(市販のものでも同じことですが)、100%ではないものの、我が家の子達にも人気のスプレーです。

虫刺され後のケアオイルも作っていた時期があったのですが、我が家の場合は刺されたら放置(笑)か「〇ヒ」。

全てにおいて精油で何とかしようとこだわっているわけではないので、「かかないよ~、かゆいならたたいてごらん(笑)」という雑、かつ古いネタで対応することもあります(←基本的にズボラ。)


実は6年程前、変な虫に刺され、最終的に首のリンパが腫れ、数日間高熱にうなされたことがあります。その時、土日で皮膚科も休みに入ってしまい、精油を使ったケアを試したところ傷口が大変なことに・・・。

今では笑い話ですが(いや笑えない)、私も子ども達も、皮膚トラブル系は精油もしくは基材が合わずに悪化するケースが多く、「皮膚のトラブルは皮膚科!!」派です。

唯一平気だったのは、やはり皮膚科がお休みの時に手の指にできた水疱がどんどん広がり、作った軟膏。

子どもが処方されたものの肌に合わずに保管していたプロペトに、3種類の精油を超低濃度でまぜ、恐る恐る極薄で塗り、ガーゼで保護したところ、翌日には改善してきました。

でもこれも自分の体を使った、ある意味人体実験。

治って良かった、よりも「悪化しなくて良かった・・ドキドキドキ。」とホッとしたことを覚えています。悪化していたら多分お医者さんには黙っていたであろう超ドキドキ案件です。



最後はちょっと(?)子どもネタからは脱線してしまいましたが、結局のところ自然療法であっても注意すべき点は多く、合わない時は合わないので、ダメなものは取り入れていません。

私の場合は、子どもの肌が真っ赤になってしまったり、私自身もごく少量の精油であっても使用したことにより悪化したことを身を持って経験しているので、そのことも踏まえて生徒様にはお伝えしています。

「使い方が悪かったんじゃない?」と思われる方もいるかもしれませんが、肌に合う・合わないは使い方以前の問題なので、やはり注意は必要です。

精油以外にも基材(キャリアオイルなど)や、病院でいただくプロペトなどでも合わない人は一定数いますので、その点は覚えておいていただけますとお役に立てるかと思います。


今日は、(主に我が家の)子どもとアロマテラピーについてでした。

この記事を読んでいただけた皆様のお役に立てますと幸いです。



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