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《展開系キラー》金謙入り【召喚ドラグマ】デッキ

アロマです。

今回は「金満で謙虚な壺」を採用した【召喚ドラグマ】デッキを紹介します。現環境での強みを活かした新しいタイプの構築になっています。

今回の構築にも使用されている【ドラグマ】要素につきましては、以前のnoteで詳しく解説していますので、【ドラグマ】がどんな動きをするのか分からない。という方は、是非前回のnoteも併せて読んで頂けるとより理解が早まります。

また、【召喚ドラグマ】についてもnoteを書いています。今回のnoteだけでも分かり易く説明しますが、より詳しく理解したい方にはオススメ出来る内容となっています!

私の構築ではいつもの事ですが、今回も先攻・後攻のどちらでも安定して戦える構築になっております。『【召喚ドラグマ】を組んでみたけれど、あまり勝てない。』『【電脳堺】のような展開系を相手にするとなかなか勝てない。』『【召喚ドラグマ】を使用して環境デッキ相手の立ち回りが分からない。』そんな経験のある方は是非一度、読んで頂きたいです!


1.構築

2020年11月25日のネクストプレイ杯で準優勝した構築です。

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2.今回の構築の強み

メインから「屋敷わらし」や「コズミック・サイクロン」のように【電脳堺】や【エルドリッチ】を強く意識した構築になっています。

現在の環境トップデッキに最も近いこれらのデッキをメインから対策しつつ、安定して自分の動きも通せるのが今回の【召喚ドラグマ】デッキとなっています。

また、「金満で謙虚な壺」によって「ハーピィの羽根帚」や「虚無空間」のように強力な制限カードを手札に集めやすくなっているのも優秀です。安定したメインギミックに安定した妨害、そこに加えて強力な制限カードを数枚添えられるのが【召喚ドラグマ】の強みです。


3.現環境での立ち位置

【電脳堺】や【エルドリッチ】等の流行により、先攻であれば強力なデッキが増えました。

そんな現環境の中で後攻でも安定して勝てるデッキが少なく、先攻ゲーが助長されています。

そこで、先攻は勿論強く、尚且つ後攻でも勝てるような安定したデッキを求めた結果、【召喚ドラグマ】に行き着きました。

相性が悪いデッキはとても少なく、逆に相性の良いデッキは多い上に【召喚ドラグマ】の分布が減少傾向にあった事から、サイドチェンジ後のメタカードもかなり少なくなっているので、かなり有利な状況です。


4.カードの採用理由

今回の構築では1枚1枚が重要な役割を担っているので、丁寧に説明していきます。

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メインデッキ40枚

・「召喚師アレイスター」3枚

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このデッキの核となるカードです。1枚で「召喚獣メルカバー」になれる為、先攻・後攻に関わらず絶対に引きたいカードなので3枚です。「召喚獣メルカバー」+他の妨害カードを合わせる事が【召喚ドラグマ】デッキの勝ち筋です。


・「教導の聖女エクレシア」3枚

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【召喚獣】要素の足らない部分を補う役割が【ドラグマ】要素です。その【ドラグマ】要素の全てに繋がるこのカードは3枚採用です。後で書きますが、【電脳堺】の先攻展開を手札誘発無しで捲る際、とても重要な役割があります。


・「教導の騎士フルルドリス」2枚

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「強欲で貪欲な壺」採用の影響で2枚になっています。【ドラグマ】要素での重要な打点であり、対象を取らない効果無効がどのデッキ相手でも非常に強力です。このカードの存在のせいで、【電脳堺】側の「真竜皇V.F.D.」がメインフェイズまで効果を使わない事の裏目を作っています。また、「召喚師アレイスター」の効果を止められた際、「虚無空間」の為の打点としても活躍します。


・「教導の大神祇官」1枚

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後攻時に「旧神ヌトス」や「PSYフレームロード・Ω」等を落とす事で、相手の盤面を捲る役割を持っています。あまり先攻では必要無い事や、「強欲で貪欲な壺」で除外されてしまっても大きな問題では無い事から1枚の採用となっています。攻撃表示で出し、「ウィンドペガサス@イグニスター」を落とす事で、相手のモンスターに自爆攻撃し「ウィンドペガサス@イグニスター」の効果を誘発させる使い方が多いです。


・「増殖するG」3枚

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