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収容人数5000人の規制撤廃によってプロ野球に人は戻ってきた?

■ 2020年9月19日よりイベント開催制限の緩和

8月上旬をピークとして、新規感染者数は下降傾向となり9月19日の時点で半分以下となりました。この下降傾向を受け、イベントの開催制限は5000人もしくは収容人数の50%という規制でしたが、9月19日以降は緩和されました。プロ野球でいうと、人数上限が撤廃され50%以内という規制が適用されます。(なお、Go To トラベルキャンペーンも10月1日の旅行より東京も対象に加えられます。)

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参照:プロスポーツ、イベント制限19日緩和(日本経済新聞社)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63992670X10C20A9EA1000/

■ プロ野球の観客動員状況

多くの人が待ち遠おしい規制緩和ではありましたが、すぐに回復するのでしょうか。以下、9月20日(日)の各球場の観客動員数です。

1位:横浜スタジアム(横浜×巨人)
客席数:34,046
動員数:15,842
割合:46.5%
2位:神宮球場(ヤクルト×広島)
客席数:31,828
動員数:13,467
割合:42.3%
3位:PayPayドーム(ソフトバンク×東北楽天)
客席数:38,585
動員数:11,972
割合:31.0%
4位:ナゴヤドーム(中日×阪神)
客席数:36,700
動員数:10,992
割合:30.0%
5位:京セラドーム(オリックス×西武)
客席数:36,477
動員数:10,193
割合:27.9%
6位:札幌ドーム(日ハム×千葉ロッテ)
客席数:41,484
動員数:10,307
割合:24.8%

■ 結果

すべての球場で50%になっているかというと、そうではないようです。時間の問題で回復すると思われますが、9月20日の状況では、横浜スタジアムがほぼ50%に近い数値となりましたが、大阪京セラドームや札幌ドームではまだ20%台となっています。

直近では動きが鈍い球場も見受けられますが、それでも各球場の動員数は1万人を超えており、これまでの観客動員数から大幅に増加しているという結果になりました。

■ 数値参照

一般社団法人日本野球機構 (https://npb.jp/
チケットストリート(https://ticket.st/)