時間が解決してくれるの本当の意味

「時間が解決してくれる」という言葉がよくある。

だが、この記事を読んでいるあなたは「時間が解決してくれる」という言葉や考え方の、本当の意味をご存じだろうか？

このnoteにおいても、何回か取り上げている言葉ではあるので、今回の記事でも取り上げてみようと考えた次第だ。

多くの人が知っている言葉に起きる現象の一つとして、誤読や誤解が付き物だという点がある。

この「時間が解決してくれる」という考え方にも、その誤読や誤解や付きまとっている。

そもそもとして「時間が解決してくれるよ」と言って良いのは「自分は今できることは全て終わらせている」という前提がある時だけだ。

「自分に今できることすらも十分にやっていない」のにも関わらず、「時間が解決してくれる」と期待したりするのは、誰がどう見ても「馬鹿げてる
」としか思えないだろう。

「「自分は今できることを全て終わらせているわけではない」という事実があるにも関わらず、時間が解決してくれる。だから自分は何もしなくても良い。」

そう考えるのではなく

「「自分は今できることは全て終わらせているのだ」という前提を持った上で、時間が解決してくれる。だから心配しなくて良い大丈夫だ。」

と考えるべきなのだ。

最近本屋に並んでいた、某書のタイトルをもじって書くなら

「「自分は今できることは全て終わらせている」という前提を持った上で、時間が解決してくれる。だから「心配すんな。全部上手くいく。」」

にでもなるのだろうか。

いずれにせよ、もし仮にこの記事を読んでいるあなた自身が、「自分に今できることすらも十分にやっていない」のにも関わらず、「「時間が解決してくれる」と期待している」という非現実的な楽観主義を持っているのなら、あなたの今の人生も、あなたが今取り組んでいる物事すらも上手くいくはずがないのだ。

「自分は今できることは全て終わらせている」と感じられるのなら、何も心配する必要はない。

この記事のここまでの内容を一言で言い表そうとするのなら、そういう言葉になるだろうか。

今回はここまで。