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自分でいられる世界を自分でつくる。

自分が自分として生きている人って、どれくらいいるんだろう?

自分が自分でいられることは、とても大事なことです。

とても大事なことなのに、自分のままで生きている人ってすごく少ない気がします。

私も自分でいることがとても難しかったです。

自分の心を後回しにしちゃって、人のことを優先させていたら、いつの間にか生きにくくなっていたんです。

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私は人に喜んでもらうのがすごく好きです。

そして怒られるのがきらいでした。

よく人からは素直だね、と言われます。

振り返ってみると本当にそうだったなと思います。

高校生の頃のことです。

成績が少し下がって学校の先生から忠告を受けると「頑張らなきゃ」と自分を叱咤激励していたし、テストでいい点を取って親を喜ばせたくて一生懸命勉強していました。

思春期にはものすごく勉強していました。学校の無い日は1日18時間くらい。

本当は「こんな競争からはやく降りてしまいたい」って思っていたのに、いつの間にか誰にも負けたくないと思って、自分が一番競争をしていました。

度が過ぎるくらい勉強していたから、自分の心とか気持ちをかなり押さえつけていました。

そうしたら案の定反動が返ってきて、大学に入学した途端、学校に行けなくなってしまいました。

人が怖いと思ってしまって。

隣の席の子に自分はどう思われているんだろう、向こう側から歩いてくる人は私のことどう見ているんだろう。

構内を歩くのが嫌になって、大学に行けなくなってしまったんです。

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大学を休んでいる間に自分がどんなふうに生きていきたいか、考えてみました。

そこからまた次の年に大学に復帰して、自分の興味の向くことや好きだと思うことに目を向けていきました。

大学時代はまだまだ自分のことなんて知らないままだったけれど、1つ知ることができました。

「自分でいられる世界は自分でつくっていくんだ」ということです。

何かを我慢しているとどんどん自分の人生はどこかに行ってしまいます。

私の大好きな映画にも「人生という車は自分で運転しないと誰かに乗っ取られる」というセリフがあります。

これは本当だと思います。

自分の生きる世界は自分でつくる。

自分の生きやすい世界は自分で整えていくことができるんだ。

それに気づけた今は、ゆっくりではあるけれど自分でハンドルを握って人生を運転している感覚がすごくうれしいんだ。




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