大人にこそ、子供の見ている世界が必要だ。
子供は親をはじめとした大人にコントロールされているから、決定権においては自由ではないことが多いかもしれません。
でも、子供の見ている世界は大人より何十万倍も自由なんじゃないかなと私は思います。
なぜならそこにお金や生活が絡んでこないから。
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子供の頃は、「自分で決定する自由」がなくて、その代わり「空想する余裕」はたくさんあります。
一方大人になると、「自分で決定する自由」があって、「空想する余裕」が少なくなります。
大人は行動の自由が増えて、心の自由が減る。
その一番の原因になっているのは、「お金」なのではないでしょか。
お金は悪いモノじゃないけれど、大人の場合はお金ファーストでものごとを考えがちです。
だからお金をたくさんくれる会社は人気だし、どんな仕事をするにしてもお金を重視することが多いです。
当然のことだと思います。
子供と違って自分の生活がかかっているのだから。
でも、お金ファーストの考えで生きてしまうと、自分の可能性はぐんと狭まってしまうのも本当です。
夢に思い描くような仕事にはいつまでたっても出会えないし、いつのまにか誰かの夢を叶えるために自分の命を削ることになっています。
本当は自分の空想を実現するために、自分の命を削りたいのに。
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そんな大人たちはどうすればいい?
意識的に子供に戻る時間をつくり、それを増やしても生きていけるようにすることが大事です。
つまりお金のことを考えないで、自分は何を創りたいか思い出して、それをバンバン実行して1人でも多くの人に知ってもらうこと。
その時に、効率的な方法はないか考えている暇はありません。
正しい方法なんて存在しないし、正しい努力の仕方というぼんやりとしたものも、実は存在していません。
自分の空想を形にして、実際にそれを小さな規模でいいから発表していくことが、本当に自分の力で生きていくことの第一歩です。
そのためにも、まずはお金のことを考えない時間をつくります。
自分だけの仕事を生み出す時間がないと、常に何かに追われてそっちの方に気を取られてしまう。
何でも器用にこなせる人なら問題ないかもしれないけれど、できれば思い切ってそれだけ考える時間をたくさんつくることを優先してみてもいいんじゃないかと思います。
自分の空想がみんなの世界と交差する機会が増えることで、ようやく自分を生きることができるから。
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自分の空想を実現するためには、子供に戻る必要があります。
一旦子供に戻ると、発言が現実離れすることは避けられません。
たとえば、「空にカフェを開きたい」なんて言ったら、頭おかしいんじゃないかと思われることだってあります。
それでも自分の空想を形にしたいのなら、恥をさらすこともやってのけることが大事です。
子供はありえないことを平気で言ってしまうけれど、自分も心は子供なのだからと思い込んで、子供のマネをしてみる。
マネを続けていれば、かえってそれが当たり前になるから、人からどう思われるかとか気にしなくなります。
こうして自分の空想を世界に公開していくことから、自分の本当の人生がはじまるんじゃないかと思うんです。
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