空き瓶を小枝で可愛くプチDIY
お菓子屋ならではのお悩み「小瓶がたまりすぎる」を解消したくて、「小瓶を可愛い花瓶にプチDIY」しました。
たまりがちな空き瓶。お菓子屋をやっていると、本当に、もうすごい量の瓶が集まります。大きければ煮沸して再利用もしやすいのですが、小瓶の使いようが難しい。ジャムの小瓶、サンプルでもらったペーストの小瓶、ココナッツオイルが入っていた小瓶、、、
ーどうしよう。
瓶そのまんまだと花を生けようにも、「ジャム入ってました」感のあるフォルムが似合わない。捨てるのはもったいないけどこのまま放置もよろしくない。
何か良いアイディアないかな〜と、ネットの海に飛び込んで調べていたら海外にこんなサイトを見つけまして。流木を使ったDIYのアイディアがたくさん乗ってます。
その中でも目をつけたのがこちら。
流木を切ってコップにノリでくっつけているっぽい。
私が住んでいるのは札幌の山の方なので海は遠いから流木は手に入らないけど、枝ならたくさん落ちているぞ!!
20代の後半で枝を拾う楽しみを知ってしまったとは。
ちなみに、枝を拾ったのは3月頃だったのでまだ雪が残っていました。すごく寒かった。でも楽しい・
東京の広告代理店に務めていたキラキラOLだった頃は夢にも思わなかった未来だけど、今の方が私っぽくて好き。
映像をみた元同僚たちからは「どんな生活してるの!?!?」と驚かれますが、「都内在住20代前半ゆるふわ系O L」に擬態することを目指しひねくれ者の実態がバレないよう細心の注意を払っていたので彼らは見事騙されていたわけなのです。
5年の時を経て、私の擬態化能力が高いことが証明されました。都心高層マンションのワンルームに住む同僚が多い中、私は練馬駅徒歩15分木造1LDKに住んでいましたとも。一階は大家さんで一緒に野良猫にご飯あげてたな。
家賃5万くらいだったけど、クーラーもついてて快適だったなあ〜。うちの近くのやる気のない和菓子屋のおじちゃん元気かな〜。
なんてことを思い出しながら、小枝を切ります。折ってもいいけど糸鋸が便利。800円くらいでホームセンターで購入できます。100円ショップの安い板くらいなら糸のこで簡単にカットできます。
流木のやつはノリでくっつけてるぽかったけど、瓶につけられる接着剤を持ち合わせてなかったので、糸で結える方法を考えつきました。
イカダみたいに紐を編んでいくイメージ。
細い瓶をチョイスしたのに円周が長くて結構大変。終わりが見えず心が折れそうになるけれど、頑張る。
ようやく一巻きできそうだ!
接着剤がない代わりにこうやってぐるっと結びたかったのです。この方法ならノリがなくても瓶に枝を安定して装着できます。頭の中の設計図が計画通りにうまくいくのは嬉しいな。
ディティールを整えて、庭の花をいけて完成。
作ってる間は、押入れを探検していたクロエちゃん、完成と同時にやってきて出来栄えを厳しくチェックする。
花と猫って、なんかいいな。
と思っていたのも束の間、翌日起きたら花瓶がひっくり返り床は水浸し、お花は部屋中に散乱。
「私やってないよ?部屋散らかしたの誰〜!?」って顔してるけど、犯人は間違いなくクロエちゃん。確信犯である。
映像には確信犯の肉声も入ってます。「この花びらひきちぎったら面白そうだにゃ〜!!」とでも言っているのでしょうか。
note書くときのコーヒー代や、クロエちゃんへのスペシャルおやつ代にさせていただきます٩( 'ω' )و