見出し画像

爆音ラヴソング

湿気で髪の毛が大変なことになっています。諸事情により3ヶ月ほど髪の毛を伸ばさねばなのですが、首の真ん中あたりでばつっとしたボブにするのが次の夢なので、その妄想をしてなんとかやり過ごしています。

週末は東北の実家にかえりました。県外移動、解禁されたとはいえ気をつけるべきなんでしょうけれども、かえりました。

晩ごはん、何食べたい?と母に尋ねられるの、いっしょに暮らしているときはそうは思わなかったけれども、いまはとてもうれしい。大学生の頃は、天ぷら!からあげ!とか言っていましたが(…)、いまは煮魚、煮物をください…と言っています。大人になった、というのはちがうとおもっていて、実家のふつうのごはんが食べたいんだとおもいます。

かぼちゃの煮物、筑前煮、家庭菜園のなすの煮浸し、家庭菜園のきゅうりの漬物、ひじきの煮物などなど、滋味深いおいしさでしあわせでした。朝は妹がスムージーをつくってくれて、あとは祖母の家にも行って煮魚やら卯の花やらもたべました。たべるのがたのしくてついついめちゃくちゃたべちゃった。体重計はしばらくのりません。

近所のドラッグストアで妹と試供品をひたすら試したり(中学生みたいな遊びだね、というと、中学生をばかにしすぎだよ、と指摘されました)、たまっていたハイキュー!を読んだり(あいかわらずおもしろすぎてたまげました)、家の片付けを手伝ったり、充実していました。

妹がピアノで弾くドビュッシーや、母が料理する生活音を聴きながら、猫をこねくりまわして、本を読んで、なんだか夢みたいでした。猫、ぜったい飼うぞ。あと、ペルシャ絨毯もぜったい買う。

画像1


同居している方の祖母がほんとうに、ことばが悪いですが老害まっしぐらで、どうすればいいんだろう。わたしは祖母に旅行にたくさん連れて行ってもらったし、お金を出してもらって大学にも行けたし、とても感謝している(感謝しなければならない)のに、どうしてもとげとげした態度になってしまう。

感謝すること=好きでいること、ではないとおもっているけれども、じゃあどうやって感謝を表せばいいんだろう、というか表した感謝がいまの祖母に伝わるんだろうか、といろいろ考えてしまった。

あとは、他人への接し方、ほんとうに自分を映す鏡だとわたしはおもっていて、どうして父にはそれがわからないんだろう、ともおもいました。父が祖父母に対してとる態度がわたしたち子どもが父に対してとる態度にもなりうる、ということを再三諭しているのですが、なかなかわかってもらえない。余計なお世話なんだろうか。

わたしはやっぱり、父のことがぜんぜんすきじゃないし、それはたぶん、誰にもわかってもらえない。育ててもらったことに感謝はもちろんしているけれども、みんながいう親孝行って、感謝=好き、なんじゃないかとおもう。感謝=好き、じゃない形の親孝行の答えを、わたしなりに見つけたい。

帰りのひとががらがらの新幹線、よかった。乗り物に乗って音楽を聴きながら景色を眺めること、ほんとうにとってもめちゃくちゃだいすきです。

爆音ラヴソング / 東京スカパラダイスオーケストラ

クリープハイプの尾崎世界観が参加しているこの曲、「叶えた夢に火をつけて燃やす」というフレーズがかっこいい。あとはMVが曇り空だからか、曇り空の日に聴きたくなります。「あんなに好きだったのにもう消えて欲しい」「愛しながら悔やんでる」、あーわかるな、と思ってしまう。むしゃくしゃしているときに聴きたくなるけれども、聴き終わるとすっきりする曲です。

明日から7月だ。半年経つのはやい。それでは!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?