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見えないアート案内

最新号の雑誌「kotoba」で、新連載 「見えないアート案内」始まってます。

これは、私と全盲の美術鑑賞家・白鳥さんと友人のマイティと三人で、美術館巡りをした記録です。

初回は全てのとっかかりとなった三菱一号館美術館の「フィリップスコレクション展」を取り上げました。具体的に出てくる作品は、ピエール・ボナールとピカソです。

フィリップス・コレクションはいま思うとほんと運命的な展示でした。だって、私は本家本元の「フィリップス・コレクション」(ワシントンにある邸宅美術館)から歩いて5分のところで働いて、時々、仕事のストレス発散にこの美術館に言ってたんです。だから、私にとってはすごく特別なコレクション。

「アート案内」なんだけど、これは美術の見方を指南するものでは全然ないのです。どちらかというと、どうやって自由な気持ちで作品を見るのか、また作品を前にどうやって対話をしていくのか、という新しい挑戦。目で見るだけではないので、「見えない」アート案内。
よくわからないですね。
でも、すでに読んでいただいた方には「よくわからないけど、面白かった」「不思議な気分になった」と好感触。よかったら、ぜひ手にとってみてください。
四回の連載です。

個人的にはノームチョムスキーのインタビューと同じ号ってことに興奮。


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