ピーマンもパプリカも好き
ありんごです
ピーマンもパプリカも好きなのです
つやつやしていてかわいいし、おいしいから!
でも先日、パプリカを食わず嫌いで過ごしてきた人と初めて出会い、「ピーマンは食べられるよ」なんて言うからびっくりしてしまったんです
ピーマンも食べられないならまだしも、なぜパプリカだけ食わず嫌いなんだろう?
ピーマンとパプリカは、味が同じってわけではないけれど、だいぶ近いと思っていたので、「味が近いし食べてみなよ」なんて無責任に勧めてしまった
色が鮮やかすぎるから?
食わず嫌いになるのは、なぜだろう?
自分の好きな食べ物が誰かにとって食わず嫌いの食べ物になることはあり得るはずだけど、なぜ食べる気にならないのか、想像するのは難しい
私は小さい頃からピーマンが好きで、色違いのピーマンとして認識していたパプリカも抵抗なく食べて、すぐ好きになった
えーでも、ピーマンもパプリカもどちらもかわいいのにー
なんて、心に浮かべただけのはずだけど、口からも出ていたらしい
その人は「たしかに色はね、かわいいかもね」と答えた
そうか、かわいいとは思うのかな?
かわいいから食べちゃいたい
かわいいけど食べる気起きない
その違いはなんなんだろう?
せっかく思考したのに、それを妨害する出来事が発覚した
その人と私がその日食べていたのは、おいしいおいしい言って食べていたのは、パエリアなのだ
ネーミングこそ「魚のパエリア」だけど、パブリカがたっぷり入ったパエリアなのだ
その人は決まりが悪そうに目を逸らした
私の猛攻が始まった
「パプリカ食べとる」
「そうだね」
「おいしいって言った」
「そうだね」
「食べたことなくないじゃん」
「うん、、、」
その人の食わず嫌い歴は幕を閉じた。いや、既に閉じていたのかもしれない。だって同じようなパエリア、何度か食べたことあるって話してたから。
拍子抜けのまま、パプリカ食べられない談義は終了した
あっけなかったけど、かわいいパプリカを食べられるようになって、よかった
ようこそ、パプリカを楽しく食べられる世界へ!
ありんご
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