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親しい友達

Instagramのストーリー機能の一つ、「親しい友達」
これはいわゆる、フォロワー全員に見せるストーリーではなく自分が見せたい人を限定し、「仲のいい」友人だけに見せることが出来る機能である。

確かに、LINEなどの連絡先を交換するよりも手軽なSNSの交換は最近多くなっている。
あまり知らない人でもInstagramに関してはあまり見られることに抵抗を感じないのだ。むしろ交換した人に自己紹介せずとも自分を知ってもらえるようで楽にも感じる。

だがそんな世の中だからこそ、フォロワーの中に投稿を見られてもいい人、見て欲しく無い人は存在する。

ただ私は、「親しい友達」に選ばれた人達が果たして本当に仲の良い友達なのか非常に疑問を持っている。

私は「マウントを取りたい友達」に選ばれたのだと感じるからだ。

親しい友達の内容は、自分の考えを載せた長文や彼氏彼女の惚気話、高価な購入品やおそらく自分が納得できたのであろう自撮り、隠して付き合っている恋人の投稿、そんなものである。

親しい友達、いやむしろ関係性が薄い友達なんだろう。
関わりがあまりなく、そのストーリーに対してあまり突っ込まれることもないだろうと踏んだ上での”親しい友達”だと私は考える。

私の友人は仲良い友人の親しい友達に入れてもらえないことを悩んでいたが、私からすれば入ってないことこそが対等に見られているという本当の友達認定な気もする。

ある意味SNSをしていない人こそが本物の友達を手に入れられるのかもしれない。





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