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両親への手紙

私は大学を卒業する。 本当の本当に学生が終わる。 4年間の大学生活で楽しいこともしんどいことも悩んだことも沢山あった。 その経験も両親が大学に行かせてくれたからこそ経験出来たことで、これから人生一緒に重ねていきたい人達に出会えたことも全て全て両親のおかげである。 2年前の成人式、20歳と言う節目に両親に手紙を書こうか悩んだが、日頃冗談を言い合ってヘラヘラしている娘にはキャラじゃないとやめた。 今年こそは、今回こそは手紙を書いてみようと思う。 今まで大事な言葉ほど冗談の裏

    • 親しい友達

      Instagramのストーリー機能の一つ、「親しい友達」 これはいわゆる、フォロワー全員に見せるストーリーではなく自分が見せたい人を限定し、「仲のいい」友人だけに見せることが出来る機能である。 確かに、LINEなどの連絡先を交換するよりも手軽なSNSの交換は最近多くなっている。 あまり知らない人でもInstagramに関してはあまり見られることに抵抗を感じないのだ。むしろ交換した人に自己紹介せずとも自分を知ってもらえるようで楽にも感じる。 だがそんな世の中だからこそ、フォ

      • 比べる時代

        私は多分恵まれている。 家族仲良く、行きたい大学に行き、 アルバイトのお金は全て自分のために使えて 友達も多くはないが素敵な人たちが何人かいる。 たぶん、それだけでも充分過ぎるほど恵まれている。 だがSNSを見れば見るほど周りの友達や、知らない誰かと比べ、憧れ、自分に自信がなくなるのである。 他人の生活が垣間見れるSNSの悪いところである。 自分が満足出来るはずの世界が急にちっぽけに見えるのだ。 その理由の一つに私は多分理想が高い。 中学、高校時代が私にとってあまり楽し

        • 自立している女性

          元彼には、目指してる職業があった。 その為には試験合格が必須で毎日勉強してた。 「勉強を教えてほしい。」って私は数学を教えた。 塾講師をしてる自分なら少しでも力になれると思ったから。 教えていると段々と彼の機嫌が悪くなった。 遂には別れようと言われた。 理由は、「勉強を教えてくれるよりも、そばで褒めて慰めてほしかった。」らしい。 私には仲のいい男友達がいる。 その人は勉強も出来て、有名な大学に通っていて 私と同じ塾講師のアルバイトをしている。 恋愛の話になると彼は決まって

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