不登校、大学に行く そのさん ~しょっぱなからインフルエンザ~

こんにちは、みづきです。

前回に引き続き、不登校だった私が大学に進学するまでを書いてみたいと思います。


しょっぱなからインフルエンザになる

入学手続きを済ませ、迎えた入学式当日。

私は謎の悪寒にふるえていました。


室温は21度。冬まっさかり、部屋の換気扇がぶっ壊れて常に隙間風が入ってくる私の部屋からしたら適温です。


(この室温の場合いつもハイネックにちゃんちゃんこ着てストーブをつけています)

うーーーーん、おかしいな?

今日は隙間風が強いのかな?そんなに酷い音じゃないけど……。

不審に思いつつ、ストーブをもう一段階上げました。

しかし。

寒い

悪寒はちっとも和らぎません。むしろどんどん酷くなるようです。

なぜだろう、冬の北海道だとはいっても、こんな時期に寒波がくるなんてことはないはずなのに……。

はっ…。

体温計

こっちか!!!

実はその前から咳が酷く、前日に耳鼻科に行ったばかりだったのです。

診断はアレルギーとのことでした。

しかし私はここで思いつきます。

私の平熱はだいたい37.0度前後だから、(←高め)

37.6度はぎりぎりの微熱!!

アレルギーだから人にうつすこともない!!

入学式、出れる!!!

熱が出たけどよゆう

よゆうじゃなかった

だめでした。

私は大学生活のしょっぱなから思い切りつまずいてしまったのでした。

登校禁止といわれたのは五日間。

大学の最初の五日間といえば、健康診断、授業のガイダンス、レクリエーションなど、出席必須のイベントや大学に馴染むための色々な催しがあるものです。

私はそれに一つも出られなかったのでした。

ビビりながらの初登校

五日間が明けて、私は月曜日からビビりながら大学に初登校しました。


新入生なのか先輩なのかもわからない若者たちがそこかしこにたくさんいます。


この時の私には、全員がはつらつと人生謳歌しているように見えたものでした。


高校もつまづいて、大学初日からインフルエンザになるような虚弱なやつなど、きっと一人もいないんだ……。


私はどんより落ち込みながら、それでもなんとか自分を奮い立たせ、

欠席中の説明を受けに、学生支援課に行ったのでした。


学生支援課は高校でいう職員室のようなところで、かといって先生は一人もいません。

学生の生活に必要な手続きを行うための事務職員さんたちが、仕事をしている場なのです。

私はここで、他の学生がガイダンスで受ける説明を受けました。


しかし説明はほとんどパソコンでの操作!!

私は大学二年生までとてつもないパソコン嫌いだったので、まったく頭に入ってきません。


履修登録といって、大学では自分が受ける科目は自分で決めます。(必修科目は除く)

その受ける科目の申請はすべてパソコンで行うのです。

時代を感じながらも、私はすっかり焦ってしまいました。


ただでさえパソコン音痴なのに、しかも大学の授業なんてどれ受けたらいいかさっぱりわかんないのに、そんなことできない!!

私「あの、なにかこう、履修登録について相談できる場所みたいなの、ないんですか」

職員さん「え、なにを相談する気なんですか??」


なにを、といわれても、とにかく不安で、誰かに聞かないとこの不安を殺せない。強迫性障害の不安感に押しつぶされそうでしたが、それをうまく説明できません。

職員さん「心細いのはわかりますけど、みんなやってることですから。」

あああああそうですよねええええみんなはできるんですよね!!!

でも私にはできないんだよおおおお(´;ω;`)

結局私は、いっぱいの書類と不安を抱えて、学生支援課を後にしたのでした。


学生相談室に助けを求める

その後、私は一発目の授業を受けました。


これは必須科目で、すべての一年生が受ける授業です。

不安と緊張がMAXになっていた私に、この講義はとても酷な内容でした。


曰く、二年後の就活まで時間はないから、気を緩めずに目的をもって生活すること。

曰く、授業一回につきこれだけのお金がかかっているので、バイトでまかなおうとしても無理があるため、大事に講義を受けること。


どれも大事で、必要なことです。

しかしこのときの私は、未来なんて考えたくもなかったし、考える余裕もなかったし、こんな自分に親にお金を払わせた現実が重くのしかかり、一気に吐き気がこみあげてきました。

母ちゃん、ごめんなさい。やっぱり、無理かもしれない。


呼吸が浅くなったことで頭痛がし始め、ぎゅうぎゅうにお腹が下り、私はとても気分悪く授業を終えました。

ここで私は、学生相談室に行くことにしました。

学生相談室とは??

学生の、学生生活の悩みを相談できる場所です。学業についてはもちろん、人間関係やこころの問題についても相談にのってくれます。希望しない契約をしてしまった、などの法律系の問題にも相談にのってくれます。

私の行っていたところは、相談する場合は個室で面談してくれる場所で、もちろんプライバシーは守られます。

ゆったりとした空間で、相談がなくても相談員さんとおしゃべりしたり、別室で一人でごはんを食べたい時も利用できます。

なんでも相談できるところ、という予備知識だけはあったので、履修登録も相談に乗ってくれるだろう、という見通しだけたてて、突撃したのでした。

そこで出迎えてくれたのは、

優しい笑顔の相談員さん。

優しい相談員さん

出迎えてくれる優しさ

沈黙

決壊した涙

決壊しました。(笑)


考えてみたら、今日一日で、自分に笑いかけてくれたのがこの人が初めてだったんですね。なんだか猛烈に涙がこみあげてきて、みっともなくぼたぼた泣いていました。


ここで相談員はすぐに私を別室に案内してくれて、ゆっくり事情を聴いてくれました。


高校の途中から不登校で、通信制高校だったので、登校は久々であること。

インフルエンザになり、今日が初めての大学だということ。

パソコンが大の苦手なのに、履修登録が不安でさっぱりよくわからないこと。


そうなの、大変だったね、だいじょうぶ、いっしょに少しづつやっていきましょう。

そんなふうに言ってくれた相談員さんに、どれだけ救われたかわかりません。


私は、このときの相談員さんが職場を辞めるまで、ずっと相談室にお世話になりました。

この日はもう泣いて泣いて使い物にならなかったので(笑)、次の日相談員さんがゆっくり付きっきりで教えてくれ、私は無事に履修登録を終えることができました。


なんとか始まった大学生活

そんな感じでしょっぱなから色々あった大学生活でしたが、意外にも私は楽しく大学に四年間通うことができました。


それは、いつでも相談できる場所を確保できたことが大きいと思います。

最初の週に(びっくりすることに)同じゼミで友達ができ、さらに経つとなんと念願のヲタク友達までゲットできたことが、大学生活を楽しくしてくれました。

友達できたよ

ノートをとるにも、最初は昔の記憶が体に強く残っていてとても震えたりもしましたが、回数を重ねるごとにノートの字はふつうになっていきました。

学業のほかにバイトできるライフは残っていなかったので、せめてもの恩返しと学業に励み、授業料を半額免除される奨学生に選ばれるほどになりました。

まとめ

とりあえず大学生活になじめた、というところまで書きたかったのですが、なんだか最後特急になってしまいました。全部書くととてもいつものボリュームでは収まらないので、またそのうち追記していきたいと思います。

もし、今目の前に大学登校初日の私がいたら、こんなアドバイスをします。


・まず、学生相談室はなんでも相談できるところだから、使い倒すこと

・辛くなったら図書館に行こう。あそこは本が読み放題だ。ずっと読んでても読み終わらない。

・勉強はそんなに思いつめなくても、大学の勉強は考えることが多いので、暗記物はほとんどないのでだいじょうぶ。

・強迫性障害を抱えながらの大学生活は確かにつらいけど、強迫性障害の一番の敵は暇な生活。家にいたままだと悪化するから、とにかく外に出ること。他のことで頭いっぱいにしてたら少しづつ薄れる。

・あと、強迫性障害はちゃんとした治療を受けること。病院代が申し訳ないとか言って、治療から逃げないこと。その間に失くした若い時間を、私はとても後悔しています。


不登校の間はとても辛かったですが、大学に通えて、またふつうに勉強ができるようになって、私はとても幸せでした。

他の楽しかったこと、強迫性障害で辛い思いをしたことは、また別の記事に書こうと思います。


長くかかりましたが、お付き合いいただきありがとうございました。

今日はここまでで。

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ブログ書いてます。アニメとゲームが好きなヲタク。 軟弱体質をどうにかしたい。
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