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【私の体験談】強迫性障害とは【つらい。薬で治療しよう】

こんにちは、有原みづきです。

今日は、私の病気についてちょっと書いてみようと思います。

強迫性障害って何??

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強迫性障害とは、

自分でもつまらないことだとわかっていても、そのことが頭から離れない、わかっていながら何度も同じ確認をくりかえしてしまうことで、日常生活にも影響が出てきます。意志に反して頭に浮かんでしまって払いのけられない考えを強迫観念、ある行為をしないでいられないことを強迫行為といいます。たとえば、不潔に思えて過剰に手を洗う、戸締りなどを何度も確認せずにはいられないといったことがあります。

厚生労働省のホームページより。

以下、『ぼくは強迫性障害』を参考にしながら書きます。



何回も手を洗う、という症状から、アライグマ病って言われる、なんてどこかで聞いたことあります。

語感は可愛いですけど、これ、ほんとに辛いんですよ。


強迫にはいくつか種類があります。

何度も手を洗ってしまったり、何時間もシャワーを浴びてしまったりするのは、「洗浄強迫」「不潔恐怖」といいます。

他にも、家の戸締まりのことをとても心配して何度も引き返して確認してしまうのが「確認強迫」

これと類似して、車を運転していて「人を轢いたかもしれない」と心配になり、引き返して何度も確認してしまうタイプもいます。これは「加害恐怖」と言われます。

また、数や縁起などに変な形で異常にこだわる「縁起恐怖」というタイプ。例えば、これは「4」は不吉だから、日常生活でその数字に遭遇するとたまらなく不安になり、何度も確認を繰り返す、などです。


他にも様々なタイプがありますが、この3つが代表的な例です。

強迫性障害、私に出た症状

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私は「不潔恐怖」と「加害恐怖」、そして確認行為の出る強迫性障害です。

今ではかなり軽減されましたが、症状がMAXだったときはとても辛かったです。


まず、汚いものに触ったと思ったら、その後必ず手を洗わないと不安で仕方ない。

この「汚いもの」というのは、なにも生ゴミなどでなく、新聞紙や携帯電話、カバンなどの、普通ならそれほど気にしなくてよいようなものです。

それでも、私には手を洗わなければいけない「汚いもの」なのです。基本的には外の空気に触れたものはアウトでした。

あと、触感がなんとなくべたべたして嫌なもの。

そんな基準ではほとんどのものが私のなかでは「汚いもの」です。


私は長時間手を洗うタイプではありませんでしたが、何回も洗うタイプでした。

なので、手が洗剤でごわごわに荒れたりもしたのです。酷い人では皮がむけるほど洗う人もいるそうです。

私の基準では触感が変わるとアウトなので、ハンドクリームなんてとても塗れやしません。

荒れて切れた手の甲を見ながら、情けなくて泣いたものでした。


また、確認行為では、自分が大きな病気ではないかと不安になり、何度も母親に確認し、酷いときには病院に検査に行く、というのもありました。

大事な個人情報がどこかに挟まっているのではないかと、雑誌や本を手放すときは一ページ一ページめくって確認しないと気が済みませんでした。本を売るときは何回も確認するのでとても大変でした。

特にド近眼であるからか目に関する不安が強く、洗剤が目に入るのではないかと恐ろしくて、皿洗いが数年まともに出来ませんでした。(ボディソープは大丈夫なんです。論理的に考えるとおかしなことをしている、という自覚もあるのがこの病気の特徴です)


母ちゃんの役に立てないというのが最も辛く、私は何度も泣いて謝っていました。

自分が情けなくて仕方ありませんでした。

結局母ちゃんが「ゴーグルかければいいんじゃね??」と提案してくれ、それから私はスキーヤー用のゴーグルを掛けることでなんとか皿洗いができるようになったのでした。


さらに加害恐怖。

料理中に包丁を持つと、「振り回したくなったらどうしよう」と恐ろしくなるのです。

ためこんだストレスで不意に爆発してしまったらどうしよう、というのが恐ろしかったんです。ニュースで時々ある、「真面目な子が一変!」みたいなことが起こって、母ちゃんになんかしてしまったらどうしよう、と不安で仕方なかったのです。

これらの恐怖は、本人が「理不尽な恐怖である」「論理的におかしい」ことを自覚しているのにやめられない、というのが辛いところです。

強迫性障害、治療法は??

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まず、これらは病気である、という認識が大事です。


病気は病院で治療しなくてはいけません。

私はお金がかかることが嫌で通院を拒否していましたが、早めにきちんとした治療を受けていればあれほど苦しまずに済んだのではないかと思うと、悔しくてなりません。


今は「自立支援医療」という制度で、精神科・心療内科治療は医療費を軽減されることもあります。

この記事を読んで、「もしや自分も…?」と思われた方が、きちんとした病院に通われることを祈ります。


ちなみに、精神科の治療薬は肝臓に負担がかかりやすいそうなので、血液検査で血液の数値を観察しながら投薬するのがベストだそうです。


私が最初に通った心療内科は、血液検査を行わないところでした。

薬を飲み続けても改善している気配がなく、主治医が退職したのを機に転院したところ、転院先の病院で

「血液検査したことないの!?」

とびっくりされてしまいました。

血液検査をしっかりして、きちんとした投薬をしてもらったところ、私の症状はずいぶんと改善しました。

病院を選ぶときは、そこに血液検査ができる看護師がいるかどうか、設備があるかどうかをチェックするとよいでしょう。


他にも、「認知行動療法」というものがあります。

これは、「今まで苦手として拒否してきた行動にあえて立ち向かうこと」です。

私はこれをしようとしてしたわけではありませんが、洗剤が目に入るのではないかと恐ろしかった皿洗いを克服したきっかけは、網膜剥離の手術をしたことでした。

目に圧迫をかけてはいけないといわれたので、ゴーグルをやめて皿洗いをしたところ、「意外とできる」ことに気づいたのです。

まさに、「今まで苦手として拒否してきた行動にあえて立ち向かう」ことをしたわけです。

しかし、これは心療内科ではやっていないところもありますし、私の通うところでもやってはいません。ただ、主治医には「お金をかけて別のところに通うくらいだったら本を読んでやってみたらどう?」と言われましたので、本を読んでやれる範囲のことであるようです。


まとめ

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病気の名前は広くは知られていませんが、強迫性障害は100人に1人くらいはいる病気なのだそうです。


私は大学時代、友人に不潔恐怖、確認恐怖であることを不審に思われるのが嫌で隠すのに必死でしたが、今思えば告白したほうが楽に過ごせたのではないかと思います。

病気との付き合い方は人それぞれですが、誰もがきちんとした治療を受けて、明るく生きていけたらと思います。私も含めて。

それでは今日はここまでで。


追記・ブログやってるのでよければ読んでみてください

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ブログ書いてます。アニメとゲームが好きなヲタク。 軟弱体質をどうにかしたい。
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