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自分でお金について学ぶことの大切さ|学びのコツは「検索ワード」に出会うこと♬

世の中には「お金のプロ」と言われる、様々な資格を持った頼もしい方たちがいます。

お金の問題は、基本的に身近な人には相談しにくく、細かな具体的なところまで相談したいと思ったらプロに頼むしかありません。

でも実際にプロに相談する人がどのくらいいるのか?

お金の問題や不安はなかなか誰にも相談できず、つい先送りされがちな問題だと感じています。


私はプロではありませんので、すべての金融知識を網羅しているわけではありませんが、友人のお金の相談に軽く乗るくらいの知識はあると思っています。

が、その特技を身近なところで活かすことができません。

お金の相談にきちんと乗るためには、やはり具体的な目標や計画・金額、その人のライフプラン等を知る必要があるからです。


ちょうど今読んでいる本が、FP(ファイナンシャルプランナー)の方が書かれた本で、FPの仕事としてこんな表現をされていました。

FPは家計のホームドクターですから、お医者様が「はい、胸を見せてください」とおっしゃるのと同じように、「はい、通帳見せてください」「金融資産はおいくらですか」「借金は?」と、懐を見せていただくのが仕事です。

私がこのような形で、友人から懐を見せてもらうのはなかなか難しい話ですよね(笑)

せっかく得意な人が身近にいても、これが原因で助言をもらいにくいお金関係の不安。


だからこそ、たとえプロには遠く及ばずとも、自分自身でお金のことをしっかり学んでいくことが大切なんです。

そうすることで、誰かに頼らなくても、ある程度自分の「ライフプラン」に合った「マネープラン」を考えることができるようになります。

自分の夢や理想を”見える化”したものが「ライフプラン」

そのライフプランと、現実の「お金」とのギャップを埋めるために作るのが「マネープラン」です♪


この夢を10年後に叶えるためには月々いくらの貯金が必要だなと計画し、そのためには○○をちょっと我慢するか! と、一つずつ自分の夢や目標に向けてお金の計画を立てていく。

子どもの年齢から、将来必要になる学費を貯めるための計画を計算したり、大きな出費である住宅や車の購入計画も自分たちの理想に合わせて考えていく。

今のペースでは間に合わないのであれば、リスクをとって投資にもチャレンジするという方法もある。


お金のことを考えること、学ぶことは、自分の人生と真剣に向き合うことだと思っています。

自分で作ったマネープランは完璧なものではないかもしれませんが、人は自分の知らないことに対して不安を感じるものなので、少なくとも不安の軽減につながります。

そして、今より少しでも知識が増えるほど、自分にあった選択肢を自分自身で選ぶことができるようになる。

資産運用の知識が「貯金」「保険」だった場合は、選択肢はその二択になります。

けれど、そこに「投資」が加わった場合、選択肢の幅が単純に3つに広がります。

投資商品も様々ですので、その中でも知識が増えれば増えるほど、自分の望む人生に最適な投資商品を選ぶことができるようになる。

「選択肢」というのがミソで、知ったうえで投資はイヤだと判断すれば、それを選ばない自由だってあるんです。


ちょっと、私の場合の一例をお話します。

こちらの記事に、老後の投資の出口戦略として「4%ルール」で夫婦のお小遣いを捻出したいと書きました。

「4%ルール」とは…

年間で引き出したいお金の25倍のお金を貯め、インデックスファンドの平均利回り4~6%で運用しながら毎年4%ずつ引き出していくことで、理論上元本の減りを抑え資産を長持ちさせながら貯めたお金を上手に活用する方法

もちろんこれにはリスクもあるし、私はこの「4%」にこだわっているわけではありません。

私が目標としているのは、老後に自分が働かなくても定期的にお金が入ってくる仕組みを少しでも多く作っていくこと。

なぜこれを目指しているのかというと、私の父が実際にこの方法を使い毎月自分のお小遣いを確保し、人生をとても楽しんでいるからです。


※ここから書く内容は、あくまでプロでも何でもない主婦の私が、自分の持っている金融の知識の範囲内で考えたことになります。なので正しい情報として捉えず「自分の知識でお金について考えること」の一例として受け取ってくださいね。


父がお小遣い確保のため「4%ルール」に似た感覚で利用している投資商品は、REIT(不動産投資信託)と呼ばれる商品です。

みんなで出し合ったお金から、様々な不動産を買うことで分散してリスクを抑えながら、そこから得られる収入を投資家に分配しようという投資商品です。

REITという商品に投資をしながら、父は毎月数万円の分配金を受け取り、それを自分のお小遣いとしています。

毎月分配金がもらえる毎月分配型投資信託は、元本を切り崩して無理して高配当を出す「タコ足配当」が問題になっていたり、毎月決算して分配金を支払うため当然コストも高い。

また、利益を「再投資」することなく、「毎月受け取り」を選んでいるため、複利のチカラを活かせず資産を増やすという観点からは微妙な商品です。

それらを理由に、専門家の方にはあまりウケがよくない投資商品なんです。


が、私はこう思います。

若い人がこれから資産を増やしていきたいという想いで選ぶには向かない商品だけれど、父のようにもうお金をこれ以上増やす必要はなく、むしろ少しずつ自分のために有意義にお金を使っていきたいという人には向いてる商品じゃないかと。

また、それに限らず「若いうちは貯金よりも自分に投資しろ!」ということも言われていますよね。

ある成功者のかたの書籍にも、毎月分配型投資信託を使ってその分配金を書籍購入や旅行などの自己研鑽に使っていると書かれていたこともありました。

私自身も7~8年前までREITに投資していた時期があり、毎月分配金を受け取りその分は別の投資へは回さずに口座から引き出してレジャーや旅行に使っていたことがあります。

投資には本当に色々な商品があり、学べば学ぶほど自分の目的にあった商品を自分で選ぶことができるようになります。

それがたとえプロから見て100点満点ではない方法であったとしても、失敗の責任を取るのは自分ですし、自分が納得して選んだものであれば後悔もありません。


投資商品にはそれぞれメリット・デメリットが必ずあるので、気になる商品があればネットで検索すれば、すぐに知ることができる時代です。

インターネットはとても便利ですが、情報が自分の興味の範囲に偏るという弱点があります。

ネット情報は基本的に自分がキーワードを入れ、検索してナンボのもので、テレビのように様々な情報を自動的に届けてはくれませんよね?

だからこそ、自分自身で「お金」に対して興味を持ち、わからないことはひとつひとつ調べていく作業が必要になります。


とはいえ、「何を検索していいのかそもそもわからん!」という方に、いつもおススメしているのが両学長さんの『お金の大学』です。

両学長さんはブログ・YouTubeでも、お金について発信をされています。

それらの情報をひとつにまとめたのがこちらの本。

お金に関する様々な知識が網羅され、オールカラー挿絵タップリで読みやすく、自分の子どもに読ませるために我が家の本棚に飾ってある1冊になります。

こうした本をパラパラッとめくってみることで、何かきっと気になるキーワードが引っかかってくると思います。

それを詳しく調べるために、インターネットの検索を使うんです。


最初から全部勉強しようと思うと、今までお金についてあまり考えてこなかった方には、とても気が遠くなる話になってしまうと思います。

でもこうした読みやすい本を一冊置いておくだけで、「なんだこれ?ちょっと調べてみようか」という、興味のわく新しいキーワードに出会うきっかけにきっとなります。

お金の学びをスタートさせるには、まずは今まで出会ってこなかった新しい「検索ワード」に出会うこと。

お金の世界は数珠つなぎに繋がっていますので、ひとつ興味が湧いたらその先のより有利な情報もきっと知りたくなるはずです。

人はみんな”お得”が大好きですからね♡


両学長さんのこちらの本は、「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」というお金にまつわる5つのチカラを育てる、実践的なガイドブックです。

多くの人が自由になれないのは、お金がないからです。
お金がない原因は、お金について真剣に学んでこなかったからです。そもそも、日本の公教育には、お金について学ぶプログラムが一切ありません。
私たちが「読み書き」できるのは、それを学んできたからです。お金がないのは、お金について学んでこなかったからです。とても単純な話です。

お金がすべてではありませんが、お金があることで人生の自由度を上げることができます。

※ちなみに両学長さんは、上に書いた「毎月分配型投資信託」は絶対にダメ!と言われています♪毎月分配型投資信託が気になった方はぜひ読んでみてください。



私の最近のnoteでは、主にドルコスト平均法を使った「世界経済インデックスファンド」への長期積立投資をおススメしていますが、投資を始める前にまずやるべきことは生活防衛資金の確保です。

また、日本の年金制度は老後のためだけのものではありません。

「遺族年金」「障害年金」といった、不測の事態に対応してくれる保険の役割もあるとても優れた制度です。

若い方ほど「払っても損するかも!」と未納している人が多いかもしれませんが、年金は私が目標としている…

「自分が働かなくても定期的にお金が入ってくる仕組み」

そのものです。

これがひとつあるだけで、確実に安心感が違います。

投資の前に、まずは年金をしっかり支払うことを私はおススメします。



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(イラスト提供💛ばぶっ子ほいほいさん)

今回のとっても可愛いイラストは、ばぶっ子ほいほいさんにご提供いただきました。

ありがとうございました💕

ばぶっ子ほいほいさんは、イラストがお上手なだけでなく「お金」についても詳しい方です。

投資に大切な「リスクと向き合うこと」についての記事を書かれていますので、ご紹介しておきます。

投資に興味のある方は、ぜひ読んでみてください。


今日の記事には、いくつかの「検索ワード」となるキーワードを入れてみました♪

✔ライフプラン・マネープラン
✔複利のチカラ
✔ドルコスト平均法
✔世界経済インデックスファンド
✔長期積立投資
✔生活防衛資金

これらはどれも、お金の学びには欠かせない大切なキーワードです。

noteの検索機能を使うだけでも、得意な人がわかりやすく解説してくれてる記事がきっと見つかるはずです。

長期投資の有効性については、ばぶっ子ほいほいさんも解説してくれています。

こちらの記事では、「投資信託とは」「インデックスファンド・アクティブファンドとは何か?」それらのメリット・デメリット。

また「複利のチカラ」についても、この記事で触れてくれています。


長期投資でもう少し突っ込んだところで「ドルコスト平均法」については、

AFP資格保持者のめぐまつさんが書いてくれています。

投資にはリスクがつきものですが、そのリスクを軽減する方法がお金の世界にはいろいろと存在します。

そのひとつが「ドルコスト平均法」

”長期投資”という方法自体も、投資商品をいくつかに分ける”分散投資”も、投資のリスクを下げるための方法のひとつです♪


リスクをゼロにすることはできませんが、これらリスクを減らす方法を知り、それぞれのメリットデメリットを自分でひとつずつ学んでいくことが、人生の自由度を上げてくれる「お金」を効率的に増やすことに繋がります。

そのためには、まず今まで出会ってこなかった「お金」に関する「キーワード(検索ワード)」に出会うこと。

出会った中から自分の興味のあることを少しずつ掘り下げていくこと。

これが、とても大切なことだと私は思っています。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。



🌼募集🌼

私のお金記事のテーマは、

✔お金と楽しく向き合うこと
✔ワクワク楽しい資産形成

です♪
見てくれた方がお金と楽しく向き合いたくなるような、素敵なイラストを募集しています。
みんなの得意を持ち寄って、世の中に少しでも貢献できればいいなと思っています。
描いて頂ける方は、ぜひコメント欄からお知らせくださいね💕
飛び上がって喜びます😍



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いただいたサポートは、夢の実現のために使わせていただきます 私の夢は 日本全国の学校・図書館に、漫画『宇宙兄弟』を寄贈すること https://note.com/arigatou_happy/n/n4b0d2854718c 一歩一歩かぺる(頑張る)しかない!(2023.3.21)