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今のわたしにできることはなんだろう

「今のわたしにできることはなんだろう?」

何かの問題に直面した際に、私が集中して考えるのはこの一点です。

私がそのように考えるようになったのは、『7つの習慣』という本のなかで「関心の輪」「影響の輪」という、納得しまくりの素晴らしいモノの見方に出会ったから。

世の中や自分の目の前で起こる出来事には、自分が直接影響を与えたり、動かしたりできるものと、そうでないものが存在します。


出典:HRドクター『7つの習慣』影響の輪と関心の輪とは?

最初の習慣である第1の習慣「主体的である」の中でコヴィー博士は、私たちが主体的であるかどうかは「影響の輪」と「関心の輪」のどちらにエネルギーを注いでいるかによって決まるのだと話しています。

引用:HRドクター『7つの習慣』影響の輪と関心の輪とは?



「関心の輪」と「影響の輪」

自分の大切な時間やエネルギーを、どちらの輪に集中していくのか?


どうにもならないことで悩んでもムダ

まんがと図解でわかる7つの習慣


どれだけ考えても自分には動かすことのできない「関心の輪」に囚われ続けるよりも、自分で変えたり動かしたりできる「影響の輪」を意識していくことが重要であるという教えです。


『まんがと図解でわかる7つの習慣』

この本は、私に大きなパラダイム(モノの見方)転換を起こしてくれた、私の生き方にとても大きな影響を与えてくれた本のひとつです。


「今のわたしにできることはなんだろう?」


この言葉を合言葉に、どんなに小さなことであっても、今の自分にできることを淡々とこなしていく。

問題解決には程遠くとも、思考停止せず、諦めることなく前を向いて生きていくためには、他人に期待するのではなく、自分が動かせる「影響の輪」に全集中していくこと。

とても大切なことだと思っています。


(前書き800字/全5200字)


最近、心がズーンと沈みがちでした。

映画や小説で、日本の社会問題がテーマの作品を、4つほど連続で観て(読んで)しまったからです。

「貧困」「孤立」「機能不全家族」等

それらが原因となる「死」「犯罪」がテーマの作品。


「今のわたしにできることはなんだろう?」


4つの作品に描かれた社会問題に対し、根本的な解決策を私個人が打ち出すことは残念ながらできません。

関心の輪には入るが、これらの社会問題解決は、今の私の影響の輪には入らない。

悲しい、切ない、見ていて辛い、どうにかしてあげたい。

ズーン、ズーン……

なかなか心が晴れずに、しばらく沈んでいました。


「今のわたしにできることはなんだろう?」


今の私にできることは、健康で元気なうちはできる限り自分の足で立ち、まずは自分と家族を守っていくこと。

ゴミをポイ捨てする側ではなく、ゴミをひとつずつでも拾っていく側の人間になること。

世の中から受け取った恩よりも、少しでも多くの恩返し、恩送りができる人間になること。

寛容なこころを持ち続けていられるように、まずは自分を大切に扱い、金銭的にも精神的にも余裕を持って生きられるように、死ぬまで学び続けていくこと。

私が「それいいね」と感じた学びを、noteやブログで発信シェアしていくこと。

社会課題の直接解決には繋がらないけれど、これが今の私にできる「影響の輪」の中にある、世の中からすれば小さな小さな豆粒にも満たない行動の一部です。


私は何よりも、日本を諦めたくないという気持ちが強いです。

「日本はもう駄目なんだ、何をしてもムダなんだ」

私の大事な子供たちに、日本に生まれた子供たちに、そんな思いを絶対に抱かせたくない。

たとえ少子高齢化や経済縮小は避けられずとも、自分なりの幸せの形をみつけながら、これからも夢や希望を持って、ワクワクいっぱいで楽しい人生を生きていってほしい。



「今のわたしにできることはなんだろう?」



私はお金が大好きです。

だからお金を集めることも、増やすことも大好きです。

もちろん、お金を使うことも大好きです。

お金は自分を守るためにも、大事な人を守るためにも大切なものであり、世の中をよくすることにも使えるスグレモノです。

お金のことを考えるとワクワクします。

お金を「稼ぐ・貯める・増やす・使う・守る」について学ぶことにもワクワクします。


私は大好きなお金を使って、人の役に立ちたい。

そう思って掲げた夢が、漫画『宇宙兄弟』を、全国の学校・図書館に寄贈するという夢でした。



そのために必要なお金は、私の大好きな株式投資で稼いでみせる!

これが叶ったら、どれほど幸せなことだろうか。



そう思いつつも、今の私にはまだその力はありません。



「今のわたしにできることはなんだろう?」



私の書く記事が少しでもお金になるのなら、いただいたサポートをコツコツと「宇宙兄弟」のために貯金していこう。

そう思い、この記事の公開後にサポートの文言を変更しました。



「宇宙兄弟のために使ってくださいね」

応援メッセージとともにサポートくださる方もいて嬉しかった。

そしてもうひとつ、

私のために「お金ワクワクイラスト」を描いていただけたときには、今後は恩送りで500円を私が入れていくことも決めました。

まずは自分のできることから。


今回はたぬきちさん💖

※『宇宙兄弟』寄贈をイラストでサポートしていただける方がいらっしゃったら、ぜひご一報ください💛


『宇宙兄弟』は現在42巻、セットで寄贈するには約3万円が必要です。

最初に寄贈できるのは一体いつになるのだろうと思いながらも、貯金でも何でもコツコツ楽しんでいくことが大事だよなと思っています。



と、こんな私の夢物語をキッカケのひとつとして、漫画『宇宙兄弟』を読みはじめて下さった方がみえました。

ひいろさんです。

本1冊読むのは訳が違う。全42巻です。

「宇宙兄弟」を読みたいと思いつつも、
全42巻!!ということで、迷っているうちに時が流れていきました。

ですよねですよね。

ひいろさんが「宇宙兄弟を読む」という行動に移されたキッカケは、

①noteの旧社名ピースオブケイクの由来が『宇宙兄弟』だったこと
②『宇宙兄弟』寄贈の夢の記事を読んでくださったこと
③家の中でクリアファイルを整理していたところ、『宇宙兄弟』とJAXAのクリアファイルが出てきたこと

出典:心にのこる本の魔法。こどもの日スペシャルその2。/ひいろさん


ひいろさんの記事のなかに、ある言葉を見つけ、衝撃を受けるとともに、私は自分が恥ずかしくなりました。


つづいて、noterのミイコさんの記事で、
マンガ「宇宙兄弟」を、日本中の子供たち全員に届けたい』という
壮大すぎる!そしてロマンがある、でも実現できそうな、目標が書かれていました。


でも実現できそうな…


この言葉を見た瞬間に「私は目標を掲げながらも、実現できると本気では思ってなかった」と、ものすごく痛いところを突かれたと同時に、「実現できそう」と本気で思ってくれているひいろさんに、たくさんの感謝の気持ちが湧いてきました。

全国の図書館・学校に『宇宙兄弟』を寄贈すること。

それは本当に本当に、私には実現不可能で無理なことなのだろうか?

これはお金の問題なので、無理と断定するにはまず計算が必須です。

でもひいろさんの言葉を目にするまでは、私の中では「きっと無理だろう、少しだけでも、できる範囲で」という気持ちが強く、本気で考えることができていませんでした。

だから計算さえしていなかった。

日本に生まれた子供全員に届けるため、学校は義務教育である中学校に絞ります。


日本国内の中学校は、令和4年度のデータで10012校。
3万円×10012校=300,360,000円(約3億円)
日本国内の図書館は、2022年度のデータで3305か所(すごい!)
3万円×3305=99,150,000円(約1億円)


全国の中学校・図書館に『宇宙兄弟』を寄贈するには、約4億円が必要だということがわかりました。

自分のためにこんな大きなお金を計算するのは、66億円ゲーム以来です。

ワクワクしますね♪


66億円ゲームであれば楽勝だけど、現実ではどうだろうか?

私の給与収入では、99.9%の確率で無理だろうなと思う金額です。

では、投資ではどうだろうか?



約16年かけて、「元手250万円から資産2億円!」を築き上げたサラリーマン投資家”弐億貯男さん”の本を読んでみました。

弐億貯男さんは奥様との約束で、資金の追加投入を一切せず、投資だけで250万円を2億円まで増やしたすごい人です。

生活に使うお金はサラリーマンのお給料と配当金の範囲内と決め、2024年には3億円、2029年には5億円達成を目指しているそう。

弐億貯男さんの投資スタイルは「割安成長株」への中長期投資。

私がオンライン投資塾で、一昨年から学び続けてきた投資法と同じです。


『10万円から始める! 割安成長株で2億円』


何かの詐欺に聞こえるでしょうか?

この本には、至極真っ当なことが書かれていました。

株式投資は、ギャンブルでもなく運ゲーでもありません。

また、投資家は、ラクして儲けるズルイ人でもありません。

弐億貯男さんも、結果を出してきた名だたる投資家たちも、自分の身銭を切りながら、何度も何度も失敗を経験し、それでもあきらめずに長年の経験から自分にあった投資スタイルを確立させ、その都度湧いてくる「欲」に打ち勝ち、自分との約束を守ってこれた人たちだと思っています。


私の父は現在70代、とうに現役引退していますが、投資歴40年以上という経験を活かし、いまでも株式投資という年金以外の収入源を持っています。

投資家としての経験は、この資本主義社会が継続する限り、とても息の長い人的資本となり、私にはまだまだとてつもなく長い時間が残されています。

『宇宙兄弟』寄贈の夢、そして「4億円」という数字

これらは「私には無理、絶対無理」と決めつける材料にはならないなと、ひいろさんのおかげで気づかせていただくことができました。

なにせ、いたって普通のサラリーマンである弐億貯男さんが、実際に投資でここまでの結果を出していて、

更には、現在の私には弐億貯男さんの倍以上の投資元本があり、投資経験も長いという、どう考えても私の方が条件的に有利なのですから。



私なんかが……

私一人で何をしたとしても、世界も日本も変えることなんてできないだろう。

実際そうなんだろうけど、自分には無理、絶対無理と諦めてしまうのか、夢や希望を持ち、自分の好きなことで人の役に立つ道を模索していくのか?

どちらの方が、私の人生をより楽しいものにしてくれるだろうか?


「今のわたしにできることはなんだろう?」


諦めることなく、
目の前の小さなドアに手を伸ばし続けていくことです。


人の人生には いくつもの”夢のドア”がある

人は…例えば「宇宙へ行く」みたいな大きな夢を持った時

目の前に現れたバカでかいドアに畏縮して

向こう側へ行くことを諦めちまう

「開けられるわけがない」ってな

だがビビることはないんだよ

本当ははじめから

そんな”バカでかいドア”なんてものはない

小さなドアが いっぱいあるだけだ


”成長のドア” ”発見のドア”

”勝利のドア” ”賞賛のドア”

そしてその小さなドアを開けるたび

君らの夢がひとつずつ叶っていくのがわかるはずだ


君らには そのためにやるべきことがある

手探りでも何でもいい

意地でも次のドアに手を伸ばし続けることだ

そんなことしてる間に 気付いたら

宇宙遊泳とかしてるかもよ??

                  『宇宙兄弟』 ブライアン・J


漫画『宇宙兄弟』は、子供たちだけでなく日本人全員に読んでほしい。

夢や希望を持って生きていける人が一人ずつでも増えていったら、日本の未来は大きく変わるだろうと信じています。



今日の記事は、お金ワクワクイラストを描いてくださったたぬきちさんと、ひいろさんのnoteに大きな刺激をいただき書きました。


(イラスト提供💛はたらくたぬきち問わず語りさん)


たぬきちさんはイラストだけでなく、カエルのミイコが主役の創作童話までプレゼントしてくれたのです。

「好きなことをしていていいの?」そうカエルの子が聞きました。
「いいのよ。思いっきり好きなことをやりましょう。でもその代わり、条件がある。好きなことをとことんやって、そのプロになるの。そうして自分ができることで何かみんなにとっていいことをするのよ。」

【創作童話】雨ノ森の大会議


さらにはお子さんたちと一緒に動画まで作成してくれました。



たぬきちさん、ひいろさん、たくさんの勇気とパワーをありがとうございました。

noteはまるで宇宙兄弟の中にいるような、とっても不思議な場所。



好きなことにとことん挑戦して、そこで得たものを皆に分け合うチームです

【創作童話】雨ノ森の大会議


そして、たぬきちさんの童話のような場所でもありますね!

これからも夢に向かって頑張ります。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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いただいたサポートは、夢の実現のために使わせていただきます 私の夢は 日本全国の学校・図書館に、漫画『宇宙兄弟』を寄贈すること https://note.com/arigatou_happy/n/n4b0d2854718c 一歩一歩かぺる(頑張る)しかない!(2023.3.21)