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思い出していた #お気に入りnote教えて


自薦ほどにがてなものはない、けれど、この企画主旨を読んで、ふと思い出したnoteがあった。

僭越ながら、この場をお借りしてちょっとご紹介させてください。

あきらとさん、おつかれさまです。いつも本当に、ありがとうございます。タグ、お借りしますね。(特に読んでほしい…という気持ちで書いている訳ではないので、反応などはどうか、その、ゆるやかにご放念くださいね)


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書いたのは、2018年8月。平成最後の夏に形にした、短編小説。文字数、3363字。

この頃は、ただひたすらひとりで悶々としていることが多かった。noteでお話させていただいているような方は、おひとりだけ。今もお付き合いのある汐さんに素敵なコメントをもらって、とても嬉しかった。

このお話は元々、芝居の脚本、エチュード(即興劇)として考えていた。


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登場人物は、女子高校生二人。夏が少しずつ盛りを過ぎていく頃の、二人の会話劇。性格の違う幼馴染である二人が、場面転換もなくただ会話している。それだけ。ここからの話は、原文を読まなくてもだいじょうぶなやつ。

話を最後まで読み進めるとわかるのだけど、彼女たちはけして、「会話」をしている訳ではない。ただ、観客(読者)からは二人が会話というキャッチボールをしているように見える。そういう構成を二人一組で考えて演じてみて、という題材だ。タイトルは、そこに通じる、与えられた基本的なテーマ。

舞台設計、終わりのネタばらしについてはおおまかに固定し、内容については自由。場合によっては、もうなんでもつくっちゃって。確か、中高生用に部活動の練習題材として考えていた気がする。特に使う機会は、なかったのだけど。


冒頭からコメディタッチに構成し、最後に「そうだったの!?」「なーんだ!だから会話が噛み合ってなかったんだ」などと、喜劇としてつくるもよし。

この短編小説のように、二人が会話を通してぶつかりあいながらも、お互いが本当に大切なんだな、と表現しておいて、たださびしいものを残すようにつくるもよし。

女子高校生じゃなくてもいい。子ども同士でも、大人同士でも、家族でも、恋人でも。最後に辿り着きたい、このエチュードで描きたい結末、観客に残したい感情を考えてつくる。演者の組だけ、物語ができる。

そういうことをかんがえていたなあ、と、思い出していた。


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小説は、あまり書いたことがない。お気に入りと呼べるほど書き切れた感じは薄いお話だけど、真っ先に思い出したということは、そういうことなんだろう。今ならもうすこしうまく書けるのかな。ううん、たぶん、だめだろうなあ。それも含めてきっと、そうなんだろうな。

この企画がなければ、書く機会はきっとなかった。だから、とても良かった。あきらとさん、ありがとうございます。書けてよかったです。おだいじにしてくださいね。


それは確かに、対話だったのだ。

人だけに許されたものではないそれを、またちがう形で考えてみたいな。

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noteで文章も書く絵描き | 創作は居場所。少しだけさびしいものを、かいています | 2020年夏、東京→京都移住