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「無料」というマーケティングを行う際に気をつけた方が良いと感じたこと

こんにちわ。
最近引っ越しをして家賃が4倍以上になった有賀です。
#元々どれだけ安い家で一人暮らししてたんだか (笑)
#当てれたら一杯おごります

今回引っ越したマンションが、とあるインターネット回線が無料ということで、楽天unlimitedを使ってる身としては不必要ではあるんですが、無料ならと頼んでみました。

結果、工事せずにお帰りいただきました。
#工事に来てくれた方 、本当に丁寧な対応ありがとうございました。改めてせっかく来てくれたのにごめんなさい。

今回は物件情報にもビル内のチラシにも「無料」との記載があったのですが正直そんなに期待してはいませんでした。まぁ、無料というだけのスペックなんだよね、という思い95%と、タワーマンションまではいかないけどそこそこの家だしもしかしたら!?という期待が5%って感じです。

結果、家賃によって速度が変わるのではなく、無料で回線は引くけど速度は有料オプションだよって話でした。
それは良いんですが、今回気になったポイントは下記です。

・無料で使える契約の速度は1Mbps
・最大速度は300Mbpsで3800円/月
・速度と料金は電話予約の時点で言ってくれても良かったのに。。

まず、いくら無料とはいえ1Mbpsって。。この時代に(笑)
メール、lineしか使えなくね?www
#もちろん画像なしでテキストオンリー

そして、最大速度300Mbpsで3800円って、同じ金額で1Gbpsや2Gbpsの光の契約できません?
もちろん回線の混み具合の問題はあれどそもそもの土台が違う。。

最後に、電話で予約する際に、無料と聞いたのでと伝えてるのに、速度と料金の事を伝えてくれないのって不親切だな、と。

ここまでが今回感じた事なのですが、そこで思った事があります。
「無料」というマーケティングが当たり前になり、あらゆるものが無料で使える時代になってきましたが、ただなんでも無料にすれば良いというものではない。

大事なのは「期待値の調整」だな、と。
無料ならまず試してみようで参入ハードルが低いのは良いですが、大事なのはその次。使ってみた時にどう感じるか、だと思います。

そもそもの「期待値」と、使ってみた「体感」にポジティブなギャップがあればあるほど感動するし好きになり、ファンになると思います。
さらに痒いところに手が届くレベルであれば課金もしたくなるでしょう。
これが逆に働くとヤバい。一瞬で嫌いになるし、二度と試したくなくなるし、口コミが広がりやすいこの時代、致命的な問題になる可能性すらある。

特に「使えて当たり前」のものほど要注意だな、と思います。
思い返せばソフトバンクがADSLを無料で配り始めた時、そんなバカな!と大分インパクトが強かったのを覚えてます。
#良いものを提供しても突拍子もないと叩かれるのが世の中また深い

ソフトバンクのすごい所は、当時の平均の回線速度を大幅に上回るものを無料で提供した、という所で、今回のようにある程度の回線速度が当たり前になった世の中で、使い物にならないレベルの回線を無料で提供すると、「無料」という言葉をエサに営業してるだけだと見られ取り返しがつかなくなる位信用を失ってしまうことにもなりかねません。

「無料」が当たり前になっている世の中ですが改めて、
・そもそも喜ばれるもの(品質)なのか
・「期待値」と「体感」にポジティブなギャップはあるか
・キャッシュポイントをどこに設計するのか
・お金を「払いたくなる」ポイントになっているか

の観点は大事にした方が良いな、という今回の発見でした。
顧客の感動導線を設計する、とでも言ったら良いのでしょうか。
メイン機種にはできてないがやっぱり楽天unlimitedはとてもありがたし♪
そして今日早速、楽天ひかりを申込みました♪
これも1年無料はすごい!!
これからも楽天に期待してます♪
あれ、なんかまったく関係ない話で終わってしまった。。

有賀靖高

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