感謝(5/30)と変化の時
今週もありがとうございます。
パステルアートを始めるにあたり、私が想定していたのは「教える」ことではなく自らが描いた作品を認めてもらうことだった。
「私にはできない」
「教え方がわからない」
「教える自信がない」
それはお客様のニーズよりも自分を認めて欲しいという、ただそれだけの行為だったのかもしれない。
しかし、自分の身近でパステルアートを教え始めた人を見た時「教えることは難しい」と自分で思い込んでいただけだったのかも、と気づいた。
お客様は作品への興味だけではなく、自分が描くこともしたいのだ、と。
それはミートキャリアのカウンセリングでも香奈子さんからも言われていた。
「パステルアートを教えることは、あなたが望む癒しや平和に直接つながっていくものよ」と。
しかし、小心者の自分に「教える」ということは、とてつもなく大きな勇気を強いられる行為だった。
「できない」ことを無理矢理させられるような悲しい気持ち、の…はずだった。
ところが、いざ教えている人の姿を見た瞬間、激しく動揺している自分がそこにいた。
「自分の弱さを「できない」という言葉で言い訳していただけなのか?」
「できない、と思い込ませて逃げていただけ?」
なんとも情けない気持ちになった。
しかし、
そもそも何故あなたは、その人と自分を比較しようとするの?
比較して「私はできない」と思い込もうとするの?
最初から「教える」ことを想定して始めたパステルアートじゃないでしょ?
それぞれやりたいスタイルがあり、私には私のスタイルがある。
ただそれだけのことでしょ?
と思いつつ、しばらくものすごい敗北感に襲われた。
それは私の白黒はっきりさせたがる性分のせいだと、改めて気付かされる。
とにかく、教え方や手順を学ばなければ、人様の前で教えることなんて出来ない、と思った。
「ロープレだよ」と、娘が言う。
「教え方」を教わればいいんじゃない?
確かに。
でも、パステルアートを教えることは、もはや想定していなかった。
新しい何かを始めてみたら?
そのほうが今の自分にマッチした選択肢があるかもしれない。
そして新たなアートを見つけた私は、次のジャンルに挑戦することを決めた。
受講申し込みは完了し、テキストも届いた。
もちろんパステルアート創作は継続する。
そんな時、身近で教え始めた人から、私のInstagramにコメントが届いた。
ん?そうなの?
パステルアートの魅力を伝えたいなら、作品よりも「教える」ほうがよっぽど効果的なのでは?
人それぞれなんだな、とその時気づけた。
私が教えられない苦悩を抱えていた時、彼女は作品に目を向けて欲しかったのか、と。
お互いにないものねだりをしているのかもしれない。
…もちろん、私の個人的見解だが。
とは言え、いくつになっても成長できることに感謝して、
今日もありがとうございます🍀
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