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【日経MJ】有江ノイ的感想文2020年11月16日(月)

さて、今日も気になるトレンド、業界動向、新商品などをつまみ食い!

5面から、

カラオケ、ライブ会場に 配信や動画撮影にも対応
「まねきねこ」のコシダカ新店舗

コシダカホールディングス(HD)傘下でカラオケ店「まねきねこ」を運営するコシダカ(東京・港)は東京・渋谷に旗艦店を開業した。
(中略)
最も広いのはライブイベントなども開催できる「パーティールーム」。通常のカラオケを高音質で楽しめるだけでなく、ライブイベントなどで利用することも可能で、その場合は照明を使った演出も可能。ライブ配信にも対応しており、パーティールームで撮影した映像を他店舗の部屋などに配信することもできるようにした。
最も広いのはライブイベントなども開催できる「パーティールーム」。通常のカラオケを高音質で楽しめるだけでなく、ライブイベントなどで利用することも可能で、その場合は照明を使った演出も可能。ライブ配信にも対応しており、パーティールームで撮影した映像を他店舗の部屋などに配信することもできるようにした。
スタジオ機能を備えた部屋では、専用のタッチパネルを使って、簡単にミュージックビデオのような動画を撮影できる。動画撮影を前提に約3万曲のオリジナル音源を用意しているため、撮影した動画は著作権などを気にせずそのままSNS(交流サイト)などで公開することができる。

With コロナ時代そしてSNS時代のカラオケの楽しみ方ということになるのではないでしょうか。ミュージックビデオ風の映像をシェアできるなんて最高ですね。仲間や好きなアーティストが共通しているコミュニティなどで会場を分散して開催するというのも実況っぽくてよいのでは?
得てして制約を受けると新たな表現とかムーブメントというものが生まれるものです。整いつつある次世代カラオケ環境で自分の歌唱力や表現力を試してみてはどうでしょう。

同じく5面の新製品

(注目の一品) ワンスレッドの「パパコソ つながる布団」 川の字就寝 サイズ自在
シングルサイズの掛け布団2枚をセットで販売。この2枚を横方向に連結することができ、連結の仕方で1人用から最大4~5人用のウルトラキングサイズまで6通りにサイズ変更できるのが売り物。使う人数や子どもの成長、寝室環境に合わせて最適なサイズで使用できる。同商品は「パパの子育てから、家族に笑顔を」がモットーの子育て応援ブランド「パパコソ」から発売。税別3万3200円。

ただ横に大きいだけの掛け布団だと洗濯も干すのも大変ですが、連結、分離ができるので楽そうです。「パパの子育て」で「パパコソ」なんですね。価格を見て高いと思う人も多いかもしれませんが、自分の子供と川の字で寝ることができる時間なんて本当にわずかな一瞬。だいたいそういう頃は親も忙しくて構ってやることができない時期です。親としてかけがえのない宝物の時間を大切に。

7面は、

三越伊勢丹、店舗改革急ぐ 省人化やデジタル活用
事業の再構築を進める上で一番の課題が実店舗の改革だ。三越伊勢丹の店舗では試験的に店頭販売員らのオペレーションや配置を見直し、従来比約2割減の人員でも業務を回せる仕組みを構築。状況を見ながらこうした省人化を広げる。
(中略)
一方で再成長へ最も重視するのがデジタル戦略だ。6月にECサイトを刷新。オンライン接客やライブコマースも積極導入する。デジタル会員数は今年度末には150万人規模となる見通しで、EC事業の売上高は約310億円と前年度比5割増の着地となりそうだ。

店舗オペレーションの守備範囲が広くなって大変そうですね。実店舗が大事という考えとは別のベクトルで進行するデジタル戦略。どのように最適化され、次のビジョンを描くことができるか動向を注目し続けたいと思います。

11面は、

婦人下着に底堅さ アパレル不況なんの
6~8月、洋服に比べ堅調 自宅時間増え、高機能が人気

アパレル不況といわれるなか、婦人用下着の消費に底堅さがみられる。総務省の家計調査によると、婦人用下着の消費支出(実質増減率)は6~8月は洋服を20ポイント以上、上回った。自宅で過ごす時間が増え、実用性や機能性の高い下着の需要が伸びているようだ。外出自粛が緩和された夏以降は売れ筋が中高級の価格帯へと広がり、洋服に比べて健闘ぶりが目立つ。
(中略)
ワコールでは6000円前後の中高級価格帯のワイヤブラジャーが堅調だ
さらに外出自粛や在宅勤務によって自宅で過ごす時間が長くなり、実用性や機能性の高い下着に注目が集まった。ネット通販で就寝時専用ブラジャーなどの売れ行きが好調だったという。
一方、「外出自粛で運動不足になって体重が増えた人が下着を買い替えた可能性もある」(下着メーカー)との指摘も一部に出ている。

下着需要が堅調なようです。が、記事の最後の2行くらいを読んで思わず、うわあああ!と心の中で叫んだ方も多いのでは。でも抵抗力もしっかりつけておかないとだめです。戦いはこれからです。しっかりと栄養をとり十分な良質の睡眠をとり、12月は体の線をキレイに見せてくれる下着を自分へのご褒美にしてみてはいかがでしょうか。

12面は、

コメ、定期宅配で食べ比べ 定額で少量、未知との出会いに
コメを定期的に少量ずつ自宅に届けるサービスが新型コロナウイルス禍で注目を集めている。
(中略)
小張精米店は2018年、現代経営技術研究所(東京・文京)が運営するサブスクリプション(定額課金)サービスのサイト「subsc(サブスク)」で定期宅配サービスを始めた。同店が毎月選んだコメが届くのが特徴。「あっさりしたものや粘りの強いものを組み合わせ、飽きが来ないようにしている」
料金は特別栽培米が毎月一種類2キログラム届くプランで月額2000円(送料込み)。定番の新潟・岩船産コシヒカリのほか、北海道のゆめぴりかなど全国各地のコメを取りそろえる。スーパーなどで買うより割高になるが、「コメは嗜好品に最近はシフトしている」といい、食べ比べを楽しむ層を開拓している。

ゆっくり食事をできる環境になってきたせいか、米も味わうようになってきました。コーヒー豆の銘柄を選ぶような感覚で少量づつ食べる習慣になってくると、定額でいろいろな銘柄の米が届くというのは楽しそうですね。
もちろん自分の好きな銘柄をチョイスできるのもよいですが、お薦めとかレコメンドで何がくるかわくわくできると楽しそう。

※引用は、日経MJ2020年11月16日の誌面からのものです。

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