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京都散歩22:天使突抜

お立ち寄りいただきましてありがとうございます。

謎のタイトルですみません(;^_^A
書いてあるとおり「てんしつきぬけ」です。

京都にはユニークな道や町名が存在していますが、こちらもその一つです。
現在の道でいうと、松原通から六条通までの「東中筋道」が天使突抜という町名になっています。

固定記事でも書いていますが、単身赴任という立場ではなく、いずれ京都で生活したいなと思っているのですが、どこに住んでいるのか聞かれたときにこの町名言うのかっこよくないですか?(笑)

今回の京都散歩は、そんなエリアを歩いてみました。

【2024年8月31日】
今週は仕事でいろいろありすぎて、迫りくる台風の備えも何もしないまま週末を迎えてしまいましたが、京都あたりはそれほどの影響はなかったです。
ルートになっている皆様、くれぐれもお気をつけくださいませ。


烏丸通から松原通に入って西に進みます。
雨上がりで湿度がすごい。

「新玉津島神社」
文治二年(1186)後鳥羽天皇の勅命により、藤原定家の父で歌人として名高い藤原俊成が烏丸から室町の自分の邸宅地に、和歌山県和歌浦の玉津島神社に祀られている歌道の神「衣通郎姫」(そとおしのいちつめ)を勧請したことに由来するとのこと。
藤原俊成はこの邸宅で千載和歌集を編纂したそうです。

「亀山稲荷神社」
亀山藩京都松平邸の鎮守神として祀られていた。祭神は白瀧大明神(しらたきだいみょうじん)、花月大明神(かげつだいみょうじん)。

西洞院を超えると五條天神宮 (天使の宮)が鎮座しています。

五條天神宮 (天使の宮)

「天使社」、「天使宮」ともいわれています。
この五條天神宮の境内を貫通して道が通されて町ができたので、このあたりが「天使突抜」となりました。
豊臣秀吉による都市整備です。
町民の少しブラックなネーミングセンスが秀逸ですね。

以前は松原通が五条通とも言われていて「義経記」によると、牛若丸と弁慶が出会った場所は「五条大橋」ではなく、「五條天神宮」であったとも記されているそうです。

【学習メモ】
平安遷都にあたって、空海が大和国から天神を勧請したことから始まる。


祭神:少彦名命(すくなびこなのみこと)
  天照大神
  大己貴命(おおなむちのみこと)

メモ:・少彦名命(すくなびこなのみこと)は医薬の神様で、天子(天使)と
   呼ばれていることから、「天使の宮」、「天使社」となる。
   ・2月の節分祭には日本最古と言われる宝船図を配布する。

京都・観光文化検定試験 公式テキストブック

一度松原通から入ります。

今は先がマンションになってますが、これが道だったのかな。

西洞院側から改めて。

ご参拝します。
いろいろと悩んでいるので、気を安らかにしたい。

裏手に。

小さな社がいくつかありましたので、こちらにも手を合わせます。

ご参拝を終えて狙いのランチ!

のはずだったのですが。。。

「天むす 喜多」さん。
夜はコースの様ですが、昼は天むすつまみに一杯できるということで、こちらも目的だったのですが、早い時間に売り切れて早じまいされていました。
予約もできますのでということなので出直します。
どなたか食べたことありますかね??

残念!

空腹のまま五条方面に。
静かな通りです。

五条までが一丁目と二丁目です。

マンションのネーミングとしては抜群よね。

「カラマツトレイン 京都天使突抜店」。鉄道関係のグッズを扱っている様です。
門外漢なのでチラ見。

聖地みたいですが。。

五条通に到着。
少し先の四丁目の端にある朝日亭まで行きましたが、定休日だったので本日のお散歩はここまでです。

この周辺はマンションと古い一軒家が混在していました。
五条に出ればコンビニやスーパーがあるので住みやすいのかも。
八百一遠いけど(笑)

こちらも入れず

京都には面白い町名がまだある様なので、また調べて散策したいと思います。
それではまた。

この後の本日のランチはまた別の機会に。


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