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夜桜 《過去世リーディング》

この過去世のオーラの色:

黒めの赤: 怒り、憤り
ピンク: 愛
緑”: 自然との繋がり
白: 清純な心
サーモンピンク: 根っこの部分はどこまでも広く穏やかな暖かい心の持ち主

☆ ☆ ☆


一面の桜の木
夜の桜
大量の花びら

夜桜を見て、物凄く感動している女の人
顔を出してはいけない?
黒っぽい布を頭からかぶって、他の花見の人達に顔が見られないようにしてる

日本の・・そんなに超昔ではなくて
江戸時代かな?

何か芸をやっている人だと思う
凄く人気者で有名人で
みんなが顔を知ってて

お忍びで夜桜を見に来て
まるで、生まれて初めて見るみたいに感動しているのはどうしてだろう

・・・外にあまり出してもらえない子供時代だった
稽古、稽古、稽古の毎日
一族全員でやっている伝統芸能的な何か
常に舞台の為に移動していて
友達を作ることも出来ないまま大人になって

20代前半で、初めてお付きの人に協力してもらって家を抜け出して
夜桜を見に来て

ああ、自分はなんて沢山の素晴らしい物を見ないで過ごしてきてしまったんだろう
こんなに美しいこの国の事を何も知らず、舞台で観ている人に対して一体何を伝えられるというんだろう
そう思ってる

彼女は自分の仕事を全然嫌いじゃないっぽい
もっと素晴らしい舞台をお客さんたちに見せるために、もっと色々な素晴らしい景色を沢山見たい
そう思っている

彼女の付き人の女の子
貧しい家で生まれて、若くして最近彼女の家に雇われて
彼女の専属の付き人?みたいになった女の子
全然美しくない付き人
でも不思議な付き人
美しい景色をどこで見れるか、知っている

舞台で地方に行った時、ちょっとした空き時間に付き人が「行きましょう」と誘ってくれる
付き人はその土地に来るのは初めてなのに
迷いなく、どんどん歩いて
素晴らしい景色を見せてくれる

付き人の周りには鳥が集まる
肩とかに乗ってくるわけじゃないけど、ふと気付くといつも空に鳥が飛んでる
綺麗な景色の場所に案内してくれるために自然の中を歩く付き人は
美しくないはずなのに、とても美しく見える

彼女はこの付き人がついたおかげで
色んな素晴らしい景色を見て感動し
さらに素晴らしい舞台を作り上げていった

引退後は師匠みたいな感じ?になって
舞台に上がる自分の子供や孫たちに
たくさんの物を見るように、と教えた

歳をとり、付き人の子が先に病気で死んでしまうと
彼女は一人で山道を歩いた
初めての道だったけど
何故かどっちに向かえば素晴らしい景色に出会えるか分かった

きっと今私はとても美しい顔をして歩いているんだろう、と思った

☆ ☆ ☆

名前は・・・カナエとか、カナコとか・・・何だろう、カナが付く名前です。

彼女からのメッセージ

「あの付き人の子が一生かけて私たちに教えてくれた、自然と繋がる感覚。あれはもう、あなたの中にずっとあるのですよ。思い出しましょう。
そして今度はあなたが誰かに、自然と繋がる素晴らしさをおしえてあげましょうね」


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