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休学中だったり復学中だったりの大学生、を先日終えました。触れるとわくわくするワードは中…

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休学中だったり復学中だったりの大学生、を先日終えました。触れるとわくわくするワードは中東、イスラム、旅、詩、暮らし。ぞわぞわするワードは社会。 世界一周ゼミ12期。書きたい時に書きたいように書く、をモットーに。

最近の記事

暮らし始めて3ヶ月のキロク

相変わらず飛ぶように1ヶ月が過ぎていった。気づくと日記が15日とか空白で残っている。でも毎日何かしらのことは起こっているので、iphoneのアルバムを見ながら思い出して過去の日付のページを埋める。出来事は思い出せるけどきっとその時の自分の心の動きや感情は薄れていくのだろうと思うから、やっぱりここに書いておきたい。 1.まだ現実味が足りない 主に「海があること」について。3ヶ月たった今でも実感がわかない。 生まれてから18年を海なし県で過ごし、その後の7年も特に海が近い街に

    • 暮らし始めて2ヶ月のキロク

      高知に移り住んで2ヶ月。 「移住」という言葉はまだしっくり来ていないくらい軽く住んで働いているのだけど。それでも「ここで暮らしたい」「ここで働きたい」という2つの大きな希望を叶えられているいまはとても幸せな状況だと思う。 四国は梅雨に入り、ここに来た最初の頃のように海へ山へと行けはしなくなった。その分家でゆっくり珈琲を飲んだり本を読んだり日記を書いたりして、自分の現在地について考える時間を持てるようになっている。だから今の自分の思うことを、いくつか記録しておこうと思う。

      • 卒業旅行中に決まった就職先と、新生活のこと。

        いつだって旅は、私の世界を変えてくれる。 この春大学を卒業した。途中2年休学して6年間、やっとの思いで卒業したこともあり、大学と馬が合わなかったこともあって特になんの感慨もなかった。呪詛を吐きながら試験勉強していた私を見ていた母が卒業を知って「良かったね」と言ってくれたが、自問しても「良かった」という感覚は特になかった。 もう大学に行かなくて良いのは「良かった」。さらに学費がかかることがないのも「良かった」。試験に無事受かって、単位の計算も間違っていなくて「良かった」。

        • 適応障害の、その後。

          (※しんどい描写あるし、長めです) 卒業した。大学。 どうやら卒業できるらしい。 今朝大学から謎のアンケートメールが届いたので、なにかあったようだとWebページを見に行くと、卒業者の公示が貼られていた。 自分の学籍番号が一番上にあることを確認し、ついでに私と同時に卒業する同学年は1人もいないことも確認して。体から力が抜けていくのを感じた。 本当にお疲れ様。 よく頑張ったね。 自分にかけようと出てくる言葉はその2つだった。 久しぶりにnoteを開き、かつて自分が書い

        暮らし始めて3ヶ月のキロク

          「良いものを食べて育つ=幸せ」とは限らない。それでも。(前)

          私の母は私が生まれたとき、 「この子には最良のものをあげよう」と決意した、らしい。 その決意は木のおもちゃや手作りの人形などいろんな形であらわれて、なかでも食にはかなり気を遣っていた。 我が家では小学校に上がるまでチョコレートとガムは禁止だった。 コンビニで食べ物を買うことはほとんどなかったし、冷凍食品が食卓に出されたこともない。カップヌードルは中学生の時に近所のおばさんの家で食べたのが初めてで、マクドナルドに至っては大学で先輩に連れて行ってもらうまで食べたことがなかった

          「良いものを食べて育つ=幸せ」とは限らない。それでも。(前)

          山岳部を知ってほしい!

          まえおき映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」を観てきた。 高校2年生の主人公たちの「ザ・青春」感に引っ張られて、 懐かしくなったり戻りたくなったり。 自分が高校2年生のときはどうだったっけ...?と思い返したとき、 そこにあるのは圧倒的に「山」だった。 山岳部。決してメジャーとはいえない部活動である。 登山部なのか、山岳部なのか? たまにワンダーフォーゲルなんてのもあるから、 もう名前からしてよくわからない。 (高校時代には山岳部が運動部なのか文化部なのか分から

          山岳部を知ってほしい!

          ルール?展に行ったけど

          21_21 DESIGN SIGHT で開催中のルール?展に行ってきた。 期待して行って、結構なもやもやと少しの収穫を抱えて帰ってきたので 感想をここで。 個人的なはなし。最近、学ぶのはとても楽しいのに、大学は行きたくないのはどうしてだろう、みたいな疑問を持っていて。 それの1つが、「ルール」なんじゃないかな、と思っている。 今の私にとってルールは 「この授業を受けるなら毎週何曜日何時に授業にログインすること」 「大学を卒業するなら○個以上の単位をとって、○年大学に通うこ

          ルール?展に行ったけど

          皮膚科ではじまる

          『金色夜叉』をきっかけに 嬉しいことがあった。 その日の日記には、こう走り書いてある。 気持ち逃さないうちにメモ。 皮膚科で先生が「今大学生?」と珍しく雑談を挟むから何かと思ったら、「渋い本を読んでるなと思って」、と。 待ってる時に読んでた『金色夜叉』を見ていたみたいだった。 それで「貫一お宮だよね?」とか、「大学の課題で読んでるの?」とか二言三言会話して、私も「いやー難しい文体だけどゆっくり読んでます」とか、「文豪に興味があって」、とかいろいろ答えた。楽しい。 最

          皮膚科ではじまる

          適応障害と休学について語りたい

          (※しんどい気持ちの描写あり。元気なときに読んでくださいな) 前置き ときどき、人の話を聞けなくなることがある。 その人の話している内容よりも、「その話は自分にとって正か否か?」みたいなところに考えが行ってしまったり、「似たような体験だと私は〜」と自分語りを始めてしまったり。 (それの良し悪しは置いておいて) そんなとき私は、今は自分でパンパンなんだな、と思うのだ。 自分の中にもやもやしたものや考えていることがパンパンに詰まっていて、他者の話を受け止めるスペースがない

          適応障害と休学について語りたい

          「ものづくり」の端っこをちょっとだけ掴んだ

          はちゃめちゃに久しぶりなnote、である。 ありがたいことに、留守にしている間にもどうやら覗いてくれた人、いいね!をしてくれた人がいて勇気づけられたりまた書こうかな、と思ったりしていたのだった。 そんな「書こうかな」の波はもう第何波だかわからないくらいなのだけど、 今回なんとなく開いて自分の過去の文を読んでみる。 ええやん。 とか思うくらいには昔の文章である。他人事である。 そのまま下にスクロールしていくと、 「このクリエイターの人気記事」という分が目に留まった。

          「ものづくり」の端っこをちょっとだけ掴んだ

          インド。ど田舎。日々の暮らし

          この記事を書いた後、3回目のインドに行ってきた。 大好きなChandraと、彼女の家族に会うための里帰り。 旅行自体はもう3か月も前になる。帰国した次の日から体験をまとめたい、書きたいと思っていたのだけどずっと書けなかった。 インドが持つ強烈なエネルギーにあてられて、疲れていたんだと思う。 1回目、2回目の訪問に比べて観光気分のワクワク感、真新しさは減ってしまった。それがちょっと寂しかったりもするけれど、今回はもっと「暮らし」に触れられた訪問になったと思う。 Chand

          インド。ど田舎。日々の暮らし

          思い出しイラン旅行記③

          3日目にしていよいよ観光名所に行きます。 今回からだんだん写真が増えてくるはず! ゴレスターン宮殿 ペルシア式庭園らしい庭園は広く開放的。 ベンチもあったけどひなたは暑い… 宮殿自体もまわりきれないほどたくさんの建物がありました。 特に、鏡の間を含むMain Hallは圧巻!! 【日記】3日目 ・ゴレスターン宮殿は広くてゴージャスできれいだった。 ・テヘランでは猫をよく見かける。ペルシャ猫ではないと思うけど、かわいい。 ・親子連れが多く、子供たちも皆目がパッチリしてい

          思い出しイラン旅行記③

          お経にハマる

          京都国立博物館で開かれていた「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」に行ってきた。 行ったきっかけは「好きな声優さんが音声ガイドをやっているから」という純粋とは言い難いもので、そうでなければ行かなかったと思う。 仏教にそこまで興味はない。展示の主人公らしい一遍のことだって「日本史でやった……踊りながら念仏唱える人?」ぐらいの知識しかない。まあ行くからにはちゃんと見よう。それぐらいの気持ちだった。 さて。「一遍聖絵」というのは一遍さんが踊り念仏で日本中を回った記録なのであるが、これ

          お経にハマる

          イランでスマホを落としたら(思い出しイラン旅行記②)

          【日記】2日目 ・メトロの中で、女性がブラウス、ブラシ、コスメ、アクセサリーなどを売っていた。 ・鼻整形の女性がメトロにいた。割と多い。 ・ヒジャーブは8~9割が黒。柄物や赤、青のものも。 ・チケット売り場のお姉さんが美人だった イラン2日目。この日私たちが目指したのは、「ミラース・ペルシア・トラベル」。日本語を話せるスタッフがいるらしい旅行会社です。 上は地下鉄の出口付近に会ったレリーフ。 「イランのやさしさ」初体験初めてのメトロも無事に乗れ、最寄り駅にまでは着いたん

          イランでスマホを落としたら(思い出しイラン旅行記②)

          思い出しイラン旅行記①

          先日安倍首相がイランを訪問したが、今やイランは政治的に注目度の高い国かもしれない。そんなイランの旅行記を今回は書こうと思う。 ……ってまじめに書き出そうと思ったけど無理です。 なぜなら心の中がイラン!イラン!イッラッン!!!って感じだから。 イラン、とても素敵な国です。美女とイケメンぞろいだし、人々は優しいし、日本と全然文化が違う。旅行の前後で印象が大きく変わる国でもあると思います。イランの宮殿やモスクがきれいすぎて知能が低下したまま帰ってきた私ですが、できるだけ当時の雰

          思い出しイラン旅行記①

          人生の100のリスト

          今回は世界一周ゼミの課題でもある「人生やりたいことリスト100」。 昔作ったリストをまとめ直し、思いついたものを詰め込みました。 やりたいことリスト100・世界一周する ・中東の全ての国をまわる ・インドのホストマザーChandraに花嫁姿を見せる ・Chandraを日本に招く ・Chandraとおそろいのピアスをつける ・ガンジス川に行く ・養子をもらう、子育てをする ・キリマンジャロ登頂 ・コーランを全部読めるようになる ・ヴェネツィアでゴンドラに乗る ・本を出版する

          人生の100のリスト