見出し画像

ゲーム制作記録[2]ゲームエンジン・グラフィックの話

サムネイルは記事とは特に関係がない。キャラクターの立ち絵を増やせたので、はしゃいでいる。サムネってどういうのがいいんだろう……
今回のトピックは2件。いってみましょう。

ゲームエンジン

ゲーム制作記録[1]で「ソースコード的な話は基本しない」と言った矢先にゲームエンジンの話。
そもそも「基本しない」のは単に先人の知恵にあやかったから、ここで書くことは何もないってだけだったり。
ということで、参考記事の紹介。

こちらではシューティングゲームを題材にゲームエンジンを構築しているが、順序立てて丁寧に解説されているので、少し応用すればジャンルを問わずゲーム開発できると思う。
開発時のアクセシビリティのみを評価すれば、テキストエディタとブラウザがあればいいので手軽。

実際に開発している体感だと、レンダリング周りが慣れていなくて難しい。まあ、Unityを選んでいてもレンダリングの難しさは避けては通れない。
難しさの分、実装がうまくいくと目に見えて動きがわかるから楽しい。

グラフィック

グラフィックについては今後もちょこちょこ話題にしていくが、とりあえず今回は構想時点での話。
ゲーム制作記録[1]で、以下のようなゲームのイメージがあった。

  • シンセサイザーで音作りをするみたいに、キャラクターの能力を組み合わせて何かバトルをする

  • シンプルな機能を持った関数同士を組み合わせることで、シナジーを生み出し攻略を楽しむ。カードゲームに近いもの

  • チーム戦

  • バレーボールのラリー的なゲーム進行

  • 「ダメージ計算式」自体を作成

  • 数学的ギミック

正直、この時点でグラフィックのことは全然、何も考えていなかった。
カードゲームと言いつつ、やったことのあるTCGが10年くらい前のポケモンとデュエルマスターズくらいという。
しかも、追求したいゲーム性が「関数のカスタム」に帰結する以上、なんだったらCLIのゲームになってもおかしくない。「関数同士を組み合わせる」Linuxコマンド黒魔術みたいな感じで……誰得なんだ。ゲームじゃなくてOS開発みたいになってないか? そもそも「数学的ギミック」とか言っている時点でプレイ層が絞られてくるというのに。
いや、書きながら「CLI版をつくってみるのもいいな」って思い始めちゃっているんだけども。

閑話休題。
どういう画面にするか、まずはグラフィックの好みから切り込んでいく。
ジャンルとかトレンドとか考えず、純粋に自分の好みを列挙すると

  • クオータービュー

    • 例:ロックマンエグゼシリーズ、GODIUS

  • 3Dマップ×2Dキャラクター

    • 例:ドラゴンクエスト4リメイク(DS)

  • ドット絵

    • 例:ポケットモンスター(〜BW2)、ロックマン(無印)

……こう。
空間の広がりは感じさせつつ、2Dグラフィックならではのデフォルメ・表現の工夫が見られる画面が好きなのだと思う。
美麗な3Dグラフィックも好きではあるが、自分の三半規管に脆弱性があるためカメラワークによっては敗北する。
で、結構いろいろUIの案を出した結果、今の感じに。

フラフープみたいなエフェクトは趣味

3Dマップ×2Dキャラクターを採用し、ややアオリのカメラ配置。
ルーツをたどると多分、ペルソナ5R・カリギュラ2。
キャラクターをデフォルメしつつも、臨場感がある画面をつくりたかった。ゲームに必要な情報は提示しつつ、目的はそれなりに達成していると思う。
ただ現状、肝心の3Dフィールドについて何も考えられていないから、これでよかったのかの迷いはある。

なので今後、フカン構図な画面への路線変更もありえなくはない。ワンマン開発だから許される暴挙。
あるいはバトルシーン以外でフカン構図な画面を採用する可能性は十分にある。クオータービューやドット絵、好きではあるし。それはそれでそれなりに茨の道。結局、素材は自作せねば……ワンマン開発だから許される暴挙。

つまり「先にゲームのシステムを考えてjsでプロトタイプを実装し、そのあとグラフィックの路線を決めた」という経緯ゆえに、古都こと氏のゲームエンジンにThree.jsをぶっこんだという。
頑なにUnityを使わない理由がこれ。

背景3Dグラも含め、現時点でバトルの演出が本当に最低限となってしまっているので、自前でつくらなきゃなのかと思うとちょっと気が重い。
その点、Unityとかは企業ないし有志がアセット・ライブラリを提供し、ストア・コミュニティが整備されているのでハードルは低い。
素材の話は今後もまたトピックに挙がる予定。

オマケ:操作
PCのキーボード操作を前提にしている。
モバイルから遊ぶにはバーチャルなコントローラーを実装するのがいいだろうな、と思っている。が、今のところあんまり想定していない。


Unityへの未練をチラつかせつつ、我が道をゆくゲーム制作記録。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?