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伝えられるこども

森に葉っぱが散っているところを描いてみました。ワークショップの様子です。ひとつずつお話を聞いていくと、ことばにできないところというのが出てくることがあります。
  

伝えられない

こどもたちの絵を見て、何を描いているのか?わからないときってありませんか?
 
例えば、もやもやの多くは、お互いが伝えることができていなことがある場合に多い気がしています。
 
自分がこどもときを思い出してみると。
なんて言っていいのかわからなかったことがたくさんあったように思います。そうじゃないのになぁとか。違和感を感じても上手く言葉にできない。
 
それから自分のことがわかっていなくて。何を伝えていいのか?わからない。それは、今もかもしれないけれど。幼い頃は、そういうことがもっとありました。

絵を描いたり。ものをつくったりすると。形のなかったものが、輪郭を持つようになります。
 
自分の好きなことを見つけることができたり、それが他の人に見えるようになったり。

伝える気がなくても、伝わったり。
自信を持っていても、伝わらなかったり。
それを受け取る人も。会話をしないと本当のことがわからない。
  

おしゃべりをしてもいい工作室


だから、そんな時は、たくさん話せばいいと思っています。
私たちのワークショップは、静かにしなくてもいいです。
ものづくりをすることは、誰かに何かを伝えたり。相手の伝えたいことを受け取ることでもあると思っています。

伝えることを練習すること。実は、ものづくりから学べることのひとつでもあります。話すものづくりが私たちのワークショップです。
  
こどもたちと過ごしていると思うのは、わからないことで溢れていること。
 
大人になって、少し器用になると。伝えることを諦めるのが上手くなってしまっているかもしれません。そして、それとなく返す言葉を選ぶこともあります。
 

伝わらないことは、悪くないです。
それを恐れなくていいです。

 
どうしてわからないんだろう?ってちょっともやもやしてしまうこともあるかと思います。
 
相手がわからないことや伝わらないことも悪いことではありません。 
自分だって、相手のことを全て理解することはできていないと思います。
 
相手がうまく伝えられないとき。十分に伝わらないけれど。大丈夫。
 
順番に紐解いていかなければ伝わらないのだと思います。伝える練習をしましょう。
 
これまで、もやもやしていた感情を少し落ち着けるために、相手は別の人間であることを受け入れていけたらいいですよね。
  
こどもたちと過ごしていると。そんな様子を少し離れたところから見ることができます。糸が絡まるときというのは、もしかしたらこういう感じなのかもしれません。
 
伝えることが身についている方が健康的な感じがします。実際。こどもたちも伝えることを学んでいる子の方が穏やかです。
 
伝えられなくて、思いがけない態度をとってしまうこどもたちも大勢います。(これは、大人も同じですね) 


つくることから関係が生まれます


ものづくりは、つくるだけでは無くて、つくったモノを通して、伝えたり、受け取ったりすることができます。

そんな繰り返しの中で、伝えることを身につけていけたらいいなぁと思っています。 

私たちにお手伝いさせてください。そして、おともだちと学びましょう。
 
ものづくりしてみませんか?おしゃべりをしてみましょう。
 



応援よろしくお願いします。みなさんの応援で書籍化や、ワークショップの開催を増やせるかもしれません。たのしんで頂けるように準備頑張ります。