【都市の経済構造を考えてみる!Ⅳ:立地産業編】(第7回)「東京都(1)37部門・4つの力」
前回は シーズンⅣ の第6回目としまして、日本の産業連関表(37部門)で各産業部門の粗付加価値部門計内訳の従業者数千人当たりの金額を確認してみました。
・(第6回)「日本全体(6)37部門・粗付加価値部門計内訳の従業者数千人当りの金額」
今回の シーズンⅣ では、立地産業について、これまでの4つの力と製造業という大きな区分けを、いますこし解像度をあげて産業連関表で細かく見直していくことを始めております。
今回は、東京都の立地産業について、37部門別の4つの力を確認しておきたいと思っとります。
〇 東京都の産業連関表
今回は2015年の東京都の産業連関表(地域内表)で確認します。
・産業連関表 2015年 東京都
シーズンⅡでも東京都の産業連関表をみておりまして、後半にみたこともあり、かなり詳しくみていました。
・【シーズンⅡ】(第63回)「東京都の産業連関表(地域内表)をみてみた!」
・【シーズンⅡ】(第64回)「東京都の産業連関表(地域間表)をみてみた!」
また、東京都については、シーズンⅠでもみておりました。
〇 37部門別4つの力
東京都の産業連関表は、シーズンⅡでも、詳しくみてたので、今回は、ザーッと復習です。まずは、37部門別の4つの力の金額からみていきます。そうそう、東京都の産業連関表は 本社部門 が独立しているのが特徴でした。
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