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空間と作品 @アーティゾン美術館

こんにちは!アーキロイドの福井です。
日本橋・アーティゾン美術館の「空間と作品」展に行ってきました。

今では美術館に展示される絵画も、かつては誰かと生活をともにしていた。
インテリアの中に飾られる絵は、いつもと違う味わい方ができる。

グレードは違えど、お気に入りが目に入る環境に身を置くのは、日常の充実度がまるで違うように思う。

また、円山応挙の襖絵はガラス越しではなく、古い日本家屋に入ってくる外光を再現している空間に納めてある。近くで見るとほっこり温かく、少し離れると金箔が淡い光を掬い取ってサラッと光るのが美しかった。

美術品をかつて誰が所有していたのか?も紹介されていた。
例えば、ジョージア・オキーフのオータム・リーフIIは、マイクロソフト社共同創業者ポール・アレンが所有していたようだ。どんな場所に飾っていたのだろう。

パウル・クレーの島は、建築家 ミース・ファン・デル・ローエが所有していた。

つい、憧れの人の本棚や素敵な旅館の蔵書は気になってしまうのだが、日頃何を見ていた(愛でていた)のか、どんな過ごし方をしていたのかは、共感につながるなあ。福井


『福井典子の家』ーあたりまえを磨く滋味深い家ー
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