【チームづくり提案!】感謝しあえるレビューをしませんか?
レビュー = 『問題探し』 だけではありません!
より良い形を求めて互いに刺激し合える場をつくることは大変重要なことです。システム開発の現場では、レビューや面談、ふりかえりなど多くの機会が用意されています。
レビューで気になったことを言い合える仲ってステキですよね。
✅資料のレビューで修正点を指摘する
✅面談でフィードバックをする
✅言葉遣いや身だしなみを直すよう指摘する
このような場で、レビュアーであるあなたは的確な指摘してどう直したらいいかも説明します。
レビューイである山田くんもその指摘を真剣に聴いてくれています。
しかし、これが何回か続くうちに、なぜだか次第に山田くんとの雰囲気が悪くなります。何とかして関係を和らげようとして雑談を持ちかけますが、それさえもぎこちなくなってきます。なぜだか山田くんがこちらの発言に気を遣って、言葉を選んでいるようです。
エンジニア同士の関係性は残念ながら、このようにぎこちない会話をする仲になってしまったものが多く見られます。
レビュアーは役割に従って指摘をしているだけなのに、どうしてこうなってしまうのでしょうか?
エンジニアがやりがちな勘違い
これにはエンジニアがやりがちな勘違いが関係しています。
どのような勘違いかと言うと、
レビュー=間違いを正す場
レビューの場をこのように思っていませんか?
レビュアーとして何か一つは指摘しないとと思うのは分かります。指摘がないとレビューの意味もないですからね。
しかし、これを意識しすぎるがあまり、開口一番指摘から始めていませんか?
これでは、あなたと話す = 何かの指摘を受ける
というパターンがレビューイの中で生まれます。レビューだからこその指摘であり、本当のあなたは優しい人だと分かっていてもです。
だから、山田くんは身構えてしまうのです。
では、どうすれば良いのでしょうか?
それには、レビューのイメージを変えてみると効果があるかもしれません。
レビュー = 相手を成長させる場
このように考えてみてはどうでしょうか?
指摘をしても相手がまた同じ間違いをするようでは意味がありません。
レビューをするほど相手との関係が悪くなるのではコミュニケーションとして本末転倒です。
そうではなく、レビューとは『相手を成長させる場』だと考えて、このようなレビューをしてみてはいかがでしょうか?
✅単なる指摘ではなく、相手が受け入れる形での指摘をする
✅改善点だけでなく、良かった点も伝える
✅資料だけでなく相手を見て会話をする
互いに笑顔のままレビューを続けられる可能性も高まると思います。そして、何より変わるのがレビューの終わり方ではないでしょうか。
ありがとうで終わるレビューをしよう!
レビューイから「すみませんでした。」で言われて終わるようなレビューをするのではなく、
レビューイが
レビューが始まる前より元気になって
「ありがとうございました!」と言って終わるレビュー
レビュー側も
レビューが始まる前より元気になって
「いつでも相談してよ!ありがとう!」と気軽に言って終われるレビュー
このようなレビューができると、互いに安心して気持ち良く終われます。
感謝しあえるレビュー
意識していきたいですね!
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